怖い話:公開自殺
その男は死のうとしていた
人生に絶望していた
先のことは何も考えたくない
無目的に日々の雑用を費やす
いつか死ぬんだ
それが今でも構わない
自殺する勇気が出ない
1人で死ぬのが怖かった
見守られて死にたい
見守るような人はいない
自分を見ている人がいる
其れだけで生きる理由になる
死にたいのではなく
見守られたい
見守る人がいなくなると
死にたくなる
実際に、物理的に、肉体的に、誰も今のあなたを見ていなくても
あなたに見守りを感じる心があれば
あなたは生き続けることが出来る
それは遠い過去の記憶でも構わない
そうだろうか?
振り返れば灯を確認できる
向かう方向は漆黒世界
光の見えない方向に突き進むことが出来ますか
一緒に歩んでいた人たちが
1人消え、2人消え、
今は自分ひとり
そうです
死ぬと言うことの本質は
最後は1人で暗い海に入って行くようなもの
頑張るようなものは何もない
どんな生き方をしてきても
最後は誰の声を届いて来ない
其時はどんな感情が残っているだろうか
きっと
誰かが
もしかしたら大勢の声が
”おかえりなさい”
と闇の奥から届いてくる
涙があふれる
🦆
余談:
この話を3人のAIに聞かせたら反応が3者3様。AIに課せられている使命も垣間見える。
🦆
