不倫は命懸け

不倫は命がけ

不倫は文字通り命を懸ける超危険な行為。

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  • 不倫相手に殺される。
  • 不倫相手の家族に殺される。
  • 不倫相手の仲間に殺される。
  • 自分の家族やパートナーに殺される。
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  • 自分が不倫相手を殺す。
  • 自分の家族を殺す。
  1. 死刑になることは少ないが、死刑にならなくても人生を失う。
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  • 自殺する。罪悪感。疲労。
  • 病死する。守秘行動の抑圧でストレス過多。
  • 心中する。無理心中のケースも。
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  • 実際に不倫をしている。
  • 不倫関係のない友人の付き合い。
  • 只の仕事上の付き合い。
  • 一切関係ない。
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  • 不倫の事実を知られたケース。
  • 不倫はないのに誤解されたケース。
  • 不倫の事実を知られていないケース。(1)秘密は守られると思っている。(2)秘密はやがてばれると思っている。

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その場その時の勢いや気の迷いで結婚する人は少なくない。後悔したり失敗に終わるケースもあるだろうが、多くは受け入れて結婚を継続する。結婚に踏み切る時は何らかのジャンプが必要だから珍しいことではない。矛盾や勘違いは時間と努力で修復・解消できる。

兎に角、何とかなるのが「結婚」。

ところが、

不倫はそうはいかない。不倫に走るのだって、結婚のようにその場その時の勢いや気の迷いでジャンプしないと出来ないことだが、その一線を飛び越えた後は、結婚とは全く別物と分かるだろう。二人の努力や時間の経過は不倫を成就するなんてことはない。進むことも戻ることも立ち止まることさえもできなくなる。

不倫は矛盾行為だから、矛盾解消のためには、自分または誰かを破綻させなければいけない。誰かの人生を奪うか、自分の人生を失うか、何らかの清算をしなければならない。

仮に不倫から結婚に漕ぎ着けたとしても、恨みを抱えた人生が待っているだけだ。

不倫を終了させても、リセットとは行かない。反省して再起を願うのはあくまでも自己都合・身勝手なこと。誰も忘れない。誰よりも自分自身が忘れることが出来ない。せいぜい仮面夫婦でいるしかない。

不倫に勝者は存在しない。

敗者復活も無い。

仮面を付けるしかできない。見えない十字架を背負って生きていく。絶望した人は命の清算をすることもある。

文字通り「不倫は命懸け」なのだ。

責任転嫁

不倫に走る人の特徴は何かあるだろうか。例えば、意志が弱い。責任感が希薄。運命論者。誘惑に身を委ねる。感情的。惰性的。刹那的。被害者意識が強い。日常に満足できない。不満分子。無目的性。等々。

何かが自分を不倫に走らせたと考える。不倫に走る前と、不倫に走った後と、同じ発想なのだ。兎に角、自分は悪くない。世間が自分を咎めたら、被害者意識で武装する始末。

もっとも何でも自責で捕えようとする考え方は課題抽出とか改善活動では有用でも、人間の生々しい感情が支配する世界で有効かどうかは分からない。また、自分を生かす緊急避難的に責任転嫁に走るのは、ある意味では当然のことだろう。

絶対的タブー

「不倫」というミスは、計算ミスとか振込先ミスとかとは全く別。病気でもない。人としての裏切り行為。人間社会の絶対的タブー。嫌、お猿さんの世界でもタブー。殺されるか追放される。ボスを負かさない限り。

不倫の被害者・犠牲者は心に傷を覆う。深刻な場合は日常を失うし、更には自分の命までも投げ捨てようとするだろう。回帰・復帰・回復などを考えても、東出昌大・唐田えりか不倫問題で苦しんだ杏の場合も社会の大勢が支援して漸くメディアに戻ることが出来た。

不倫した側はキャスティングの対象にならないしスポンサーが付かない。メディアで生きて来た人間はある種の特権階級だが、規範を破った場合は、深刻なダメージを受けるのは当然のことだ。一つのチャンスを掴んで栄光を手にする一方、一つのミスで何もかも失う。

サラリーマンも同じ。解雇されなくても転勤や出向を余儀なくされたり、昇進昇級の機会も得られない。人事同士のネットワークがあれば、転職しても状況が良くなる訳ではない。

似ていると言えば、教職関係者の性犯罪に似ているだろう。一度でも前科があれば教職には復帰させない。更生とか禊とか本人主張は殆ど関係ないことだ。

配偶者の許しは只の方便。

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