文化研究

文化研究と言うと大層だが、某大学が市民サービスの一環として実施しているカルチャースクールの一つの講座。この1年ぐらい、週末はクルマで教室へ出かけることにしている。ものの見方はこういう風な視点もあるものかと毎回感心させられる。

若い人は少ない。時々は眠くなるときもある。問題意識が共有できないと非常に退屈だろうね。

ミッション系のその大学は非常に洗練された建築デザインで、植物も多様で、生き返りだけでも目の保養になる。どういうわけか自販機が1台無造作に置かれていてせっかくのエクステリアデザインを台無しにしている。創立時のこだわり、精神が色あせてきた証拠かもしれない。

来週はお休み。

企業年金基金(1)

企業年金基金から案内が届く。年金はサラリーマンの場合、3階建てになっていると説明される。

1階が基礎年金。老齢基礎年金と言ったかな。国民共通の年金で25年以上掛けないと受給資格が得られない。最長は40年だったかと思う。支給額は多くない。5万円前後。支給開始は65歳から。経過措置は年齢によってある。

2階が厚生年金。企業の勤めると貰える。期間と給与水準で変動するらしい。こちらは10万円前後。支給開始は65歳になるが、経過措置がある。後暫くは60歳から受給できる。今の若手が定年を迎える頃は経過措置が終わっているので65歳からになる。定年そのものが65歳とか70歳とかになっているかもしれない。

3階が企業年金。これは退職金を年金で支払う選択があるというだけ。一時金で貰えば年金に回せないからゼロ。企業年金の旨みは、一時金で退職金を貰うと税金がやってくる。非課税枠を超える分に対してだが。年金だと多分非課税扱いだから有利。加えて年金の運用が一般の預貯金より高い利回りになるのも有利な点。

暫く前までは5.5%辺りの運用が保障されていたが、その後2.7%辺りに下がった。そのタイミング(今から6年ぐらい前の話)で会社を辞めた人も多い。10年も預けておけば黙っていても退職金が倍になるのが旨み。

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*これは企業の担当者が読む本でしょ。受給者がわざわざ読むこともないと思う。確定拠出が話題になるけど、企業年金でも年金の本体は確定給付。退職金の運用の中核。自分で運用する事も出来るが、長期であれば自分が健康面も含めてリスクを抱えることになり兼ねない。

企業年金は企業単体で運用するところもあれば、共同運用の所もある。

人生百年。長生きの時代に年金の占める比重は決して小さくない。

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