2025年の標準ブラウザ

<特記事項>

Opera:

オペラ(Opera)がいつの間にか中国企業に買収されていた。これでオペラは危険なブラウザとして利用できなくなった。今まで使っていた履歴も要注意。オペラは今後単に利用しないのではなく、意識して削除できるものがあればその作業を踏まえてから削除すること。アプリを残しておくのもNG。クラウド上もデスクトップ上も、痕跡なく消し去ること。

WaterFox:

パフォーマンスの限界と認めざるを得ない。画面をフリーズさせるので全体の作業効率も下がる。頻度が限定的な妥協できるが、最近はフリーズの頻度が増えていて深刻。

MoonFox:

WaterFoxと同様。というより更に脆弱な印象。雰囲気は好きだけど利用は無理。

Safari:

アップル純正ブラウザ。アップルiOS環境で使うもの。AppleIDを継続利用する場合も、このブラウザは基本的に使わない。iOSデバイスも混乱のもとになるので使わない。芸術に目覚めたら方針変更。

<2025年・新規追加ブラウザ>

Brave:

極めて評判が高い。標準ブラウザとして利用する方向。取り敢えず、WaterFoxの代替ブラウザとしての導入検討。

LibreWolf :Test Trial

面白いネーミング。良くも悪くもLibreOfficeのシリーズ。汎用的利用は無理。特定ユースに限定してのトライアル。

Tor Browser :Test Trial

セキュリティ対策ブラウザとして有名。それほど深刻なニーズは無さそう。それ以前に使いこなせないだろう。リスクのない、特定利用に限定してのトライアルで十分だろう。

取り敢えず、成り済まし(犯罪ではありません)テスト利用として、掲示板アカウントで様子を見るのが現実的かもしれない。

<2025年標準ブラウザ>

Microsoft Edge:

IFの成れの果て。AIの取り込み、デスクトップポータルなど試行錯誤を続けているが、その煩わしさに気付いていない。

Google Chrome:

ブラウザとしての存在感はないが、検索を使うとこの子が仕事をする。

Firefox:

博物館に入っているネットスケープの成れの果て。どんどん重くなる。パフォーマンスも安定性も懸念が出ている。それでも、標準ブラウザとしてはファイアフォックスを使い続ける意義がある。

Vivaldi:

若干安定感を欠きUIもややユニークで汎用利用は無理。特定環境(特定アカウント)なら十分利用可能。

Avast Secure Browser:

金融機関サイト向け利用などで有効とされるらしい。デスクトップ起動時に自動立ち上げブラウザとしても有望。いきなり広告が躍り出す設定は回避すべき。因みにBraveも広告ブロック型なので似たような位置付けで利用できそうだ。

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ブラウザ名ベース開発元/ベースメリット(良い点)デメリット(懸念点)総合評価プライバシー評価機能性・特徴カスタマイズ性安定性推奨用途My Judge要領
Mozilla FirefoxFirefoxアメリカ/独自エンジン- Waterfoxからの移行が容易<br>- 高いプライバシー保護機能<br>- 豊富な拡張機能<br>- 信頼性の高い非営利団体が運営- 開発リソースはChromeに劣る最もおすすめ:プライバシーと使いやすさのバランスが取れた堅実な選択。オープンソース、拡張性抜群、安定した開発体制万能型、拡張機能重視継続利用
Google ChromeChromiumアメリカ/Chromium- 圧倒的なWeb互換性<br>- 高速かつ安定した動作<br>- 膨大な拡張機能- プライバシー保護に関する懸念<br>- メモリ消費量が多い安定性と互換性重視:あらゆるWebサイトを快適に閲覧したい人向け。低〜中高速・安定・拡張豊富、Googleによるデータ収集あり非常に高一般利用、拡張機能重視継続利用
Microsoft EdgeChromiumアメリカ/Chromium- Windowsとの高い親和性<br>- Chrome拡張機能が利用可能<br>- 高速で軽量- 独自機能の押しつけが強いと感じる場合があるWindowsユーザー向け:OSとの連携を重視するなら良い選択肢。Windows統合、AI(Copilot)搭載、追跡防止機能あり非常に高Windowsユーザー、業務利用継続利用
BraveChromiumアメリカ/Chromium- 広告ブロックが標準装備<br>- 非常に高いプライバシー保護性能<br>- 独自の報酬システム- 仮想通貨(BAT)への馴染みがないと分かりにくい<br>- サイトによっては表示崩れが起こる可能性プライバシー特化:広告やトラッキングを徹底的に排除したい人向け。非常に高広告ブロック内蔵、トラッカー防止、暗号資産機能メインブラウザ、軽快な動作新規採用分析評価
Vivaldiノルウェー/Chromium- 圧倒的なカスタマイズ性<br>- 多機能(メール、メモ、カレンダーなど内蔵)<br>- Chrome拡張機能が利用可能- 機能が多すぎて複雑に感じる場合がある<br>- メモリ消費量が多い傾向カスタマイズ重視:自分好みのブラウザを追求したい人向け。継続利用
LibreWolfFirefoxオープンソース/Firefox- プライバシー保護を徹底(テレメトリ無効)<br>- Firefoxベースで移行が容易- 情報が少なく、トラブル解決が難しい<br>- 最新バージョンへの追従が遅れる場合がある究極のプライバシー重視:Firefoxのプライバシー設定をさらに厳格にしたい人向け。非常に高プライバシー強化、テレメトリ完全排除、広告ブロック内蔵メインブラウザ、プライバシー重視新規採用分析評価
OperaChromium中国(買収後)/Chromium- 多機能(VPN、広告ブロッカーなど内蔵)<br>- 独自のゲーマー向けブラウザ「Opera GX」- 中国企業による買収に伴うプライバシー懸念<br>- 内蔵VPNの性能は限定的多機能性重視:便利な機能を使いたいが、プライバシー懸念は許容できる人向け。内蔵VPN・SNS統合・AI搭載、UIが独自SNS連携、マルチメディア使用中止
MoonfoxFirefoxオープンソース/Firefox- Waterfoxの機能を一部継続提供- Waterfox以上の不安定性・信頼性の懸念<br>- ユーザーが非常に少ないニッチな用途向け:一般的な利用には推奨できない。プライバシー強化志向、開発者向け、情報少なめ技術者向け、実験的利用使用中止
Avast Secure BrowserChromiumチェコ/Chromium- 強力なセキュリティ機能(銀行モードなど)<br>- Avastユーザーには安心感がある- 過去のプライバシー問題<br>- 動作が不安定な場合があるセキュリティ機能重視:オンライン取引が多い人向けだが、過去の経緯は考慮すべき。セキュリティ統合(バンクモード等)、軽量、Avastによる一部データ収集銀行・重要情報の閲覧継続利用銀行利用検討
SafariWebKitmacOS/iOS最適化、省電力、Appleのプライバシー方針Apple製品ユーザー使用禁止Apple-UIは使い難く
WaterfoxFirefox ESR中〜高古い拡張機能対応、軽量、System1傘下で信頼性懸念特定用途、旧アドオン利用使用中止信頼性が低い・使い難い
Tor BrowserFirefox極めて高匿名性重視、通信経路を暗号化、速度制限あり匿名通信、検閲回避新規採用分析評価

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<ブラウザでアカウントを切り替える>

色々なサービスをマルチアカウントで利用するのは普通の事だろうけど。その切換をブラウザでやるのは極めて使い勝手がいい。

切替利用に耐えるブラウザの数はせいぜい5種類()。本当に安心なのはビッグ3だけかも知れない

しかし、アカウントの数が増えていくと、ブラウザの切り替えでは追い付かない。

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<ブラウザのアカウント切替利用>

Googleアカウントの切り替え自体は、Chrome上ではプロフィール切替で簡単にできる。Chromeでなくても一定の範囲で切り替え可能。

実態はGoogle以外のアカウントも存在するし、利用環境もChromeに限定されない。自宅、仕事先、出張先。同じPCを持ち歩く場合もあれば、場所ごとの環境を利用することもある。

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もっと一般的にアカウントを切り替えるには、同じブラウザで再ログイン。アカウントの名簿(リスト)が必要。

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1つのブラウザでアカウントを切り替える。IDPWリストが必要。

ブラウザを変えてアカウントを切り替える。IDPWリストが必要。

どうせ、ミックスになる。

ここで問題はリストの機密性が高いのにいつ何処ででも使えないと困る。このリスクをド尿に回避するか。


Notion=Browser

  • 仕事A:NotionA:BrowserA:アカウントA
  • 仕事B:NotionB:BrowserB:アカウントB
  • ・・・
  1. マネーマネジメント
  2. コミュニケーション
  3. コミュニティ:トライアルテスト(一時的)
  4. セキュリティマネジメント
  5. ヘルスマネジメント



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