溜池山王の怖い話
溜池山王って何?
溜池って沼地?
山王って何?
江戸の初期は飲み水の供給
人が増えたら別に水を引くようになった
湧き水:いきなり深いエリアがある。それなりに水難事故?
ひょうたん型:錯誤の理由の一つ
湧水と言うのは土地が低い
坂下
山王は日枝神社のこと
日枝神社から見下ろす位置に溜池
溜池を守る日枝神社
普通に溜池と言えば、この赤坂の、日枝神社の、山王の溜池。
池は元からあった
池と言うよりもっと神聖なものだったかも
何せ人を救ったのだから
感謝の意味で
神社を作った
それが山王
日枝神社
政治中枢の近くで妙に派手な色合いになっているが
神聖な池の神様の宿るところ
で、
その池を没にしてしまった奴って誰?
そいつに呪いが来てもおかしくないね
誰かが言っていた
インフラとしての役割を終えたから
埋めても構わない
本当なのか
命が救われ心が救われた湧水
感謝は残り続ける
神社まで作って見守った湧水
畏敬の念は残っている
いつから只の道具(インフラ)にしてしまったのか
そういうバカ発想に流されるのはあきれるばかりだ
さてさて、感謝も畏敬の念も忘れた愚かな政治家に
呪いが向かうのは自然なこと
日枝神社にお参りしてアリバイにしても心は見透かされている
溜池山王で、政治家が頭を狂わせても、普通で自然なこと
ただ、誰がどのように狂ったか
呪縛を受けているか
なかなか分かり難い
*
都市構想を明確にしないで進めた近代化が、溜池を埋め尽くし、東京五輪では無様な首都高をくねらせて、その記念ともいうべき代々木を建て替え、銀杏並木まで伐採。
これって日本人の馬鹿の証明?
愚行、もしかすると裏では強欲利権が渦巻き、その上に近代化の幕をたらせばなんでも通るって、情けない国民だね。
結論を言えば、自然破壊に走る、利権をむさぼる強欲の愚かな政治家。
神社は感謝と警告の存在だったのに、強欲政治家を守る存在にゆがめられている。
神社にも、愚かな政治家への怒りが眠っている
*
これは断片です
脈絡はありません
ずっと昔
ずっと深いところで
繋がっていたかもしれませんが
*
心の奥に痛みをもったものが
何かの弾みで時空の歪みに近づくと
*
不気味なものを見た
出たり入ったり
何をやっているのか分からない
時々生臭いにおい
人肉?
皴が深く
小柄
足早に歩く
*
耳を澄ましても何も聞こえてこない
地下鉄の唸り声
*
終電が終わっても、ホームに残っていてください
それが待ち合わせの指示だった
*
魂と引き換えに頼んだもの
誰かを不幸にすること
命を奪わなくてもいい
不幸にしてほしい
*
神隠し
ふっといなくなる
それでいいね
憎しみ、恨み、の相手が、その家族が、神隠しに合う
それがかなうなら魂売るよ
自分が何を言ったか分からない
*
ホームに閉じ込められた
得たいの知れないものが顔だけ見せて笑っている
ここから出たいか
不気味な奴
無視して立ち上がろうとしても体が動かない
いつもの地下ホームなのに様子がおかしい
時間が動いていない
時計が止まっている
*
誰でも隙間に落ちる
時間の隙間
一瞬、時間が飛ぶことがあっても、すぐに帰ってくる
なかなか戻れなくなるところがある
心霊スポットとか
しかし
心霊スポットと言うのは逆にいえば戻って来れたと言うこと
戻れない時間の歪み
戻る場所が変わるゆがみ
終電で人が消えてもだれも分からない
*
お話が分からないね
人が消えてどうなるの?
魂を集める仕事をさせられるらしい
魂の回収人ですか?
そもそも
魂ってなに?
あっさり答を言うけど
神様がくれた言葉
神様との約束
神様と触れ合えるなにか
自分しか分からない
自然とにじみ出てくる自分を動かすもの
へえ~
*
血なまぐさいのは嫌だけど
首を切られてしまう
約束を守っても守れなくても同じ
*
悪魔っているの?
いるよ!
悪魔も自分の中のなにかが悪魔を引き出してくる
訳が分からないね
神様になったり悪魔になったり
そうなの
最初は同じものがだんだんと色が付いてくる
だんだん戻れなくなる
*
溜池山王は国会議事堂から遠くない地下鉄の駅名
後からできた地下鉄は深く掘り下げられていて駅ホームに行くのも大変
人が大勢いて先を争うように上り下りする時は気にならないが
空いている時間帯の上り下りは距離の遠さが却って気になる。
異様な雰囲気になるのはやはり終電の時
終電が出て、取り残された人が地上に戻り、
口を開けた空洞が嫌な雰囲気になる
ホームを閉める前の見回り
その人の背中を見てぞっとする
/
古いビルの地下
結構な年配の人が出入りしている
昔、地下にあった駐車場を潰して作った部屋は天井が低く圧迫感がある
二中は地上の騒音で気にならないが
遅い時間帯になると、
恐らく地下鉄のものと思われる走行音が届くようになる
/
智香へはエレベータで降りることもできるが、
老人たちは手前のドアから階段で上り下りをしている。
だから、この古いビルで働いている人も、老人たちと顔を合わせることは少ない
ドアが開いた拍子に何気なく目をやると、全く無表情な老人の顔にぞっとさせられる。顔はこちらを向いているのに、視線がどこにあるのか分からない。ほんの一瞬なのに、冷や汗が出てくる。自分がどこに向かっていたのかさえ吹き飛んでしまう。
/
そうなんだ
溜池山王の地形って少し変な感じがする
圧迫感と言うやつ
近くに虎ノ門ヒルズとかできて世間の関心は華やかな方へ流れる
地下鉄を利用する人が通り過ぎるだけのブロック
地味な建物が多い
もともと地価も周りと比較すると安かった
地味に真面目に働いている人が殆ど
/
地下から出てくる無表情の老人も
地下鉄ホームに急ぐ人の流れに入るともう姿を追うことはできない
/
ローカル空港
最終便が着いた
迎えの来ない老人はうつむき加減委ゲート抜けタクシー乗り場へ
足の運びは淀みない
以前にも来ている
ホテルに入る
大きな封筒から書類を出す
「ミッション」
自分に言い聞かせるように小さく漏らす
文字を追う目が血走る
明日の仕事の非情に苦しくなり顔がゆがむ
/
いつも伏し目がちな老人
部屋に入り
弔意された椅子に座る
おもむろに目線を上げて
座っている人たちを眺めまわす
刺すような視線
正面の紳士
怯えを隠すように顔を上げているが
小刻みに震えているのは隠せない
ありがとうございました
老人が最後に口にした言葉に
頭を下げるのが精いっぱいだった
「悪魔に魂を売る」
その意味がようやく分かったのかもしれない
/
今日中に赤坂に戻って報告するため、空港に急ぐ老人
あの紳士の絶望は、遠い昔の自分そのもの
今では呪縛に閉じ込められていることさえ
思い出せなくなっている
/
嘘つき!
悪魔なんていないよ
悪魔はお前の中!
ははは
嘘つき!
悪魔なんていないよ
儀式を止めればいい
ははは
/
