- 安倍晋三内閣の新型コロナウイルス感染症COVID-19緊急事態宣言はやってはいけないアクセルとブレーキの同時踏み
昨夜の安倍晋三総理の記者会見は各局同時生放送でビデオ視聴も加えれば恐らく視聴率は70%を超えただろう。
世界のメディアも取材したに違いない。不可思議日本の新型コロナウイルス対策の神髄を確認するひつようもあった。
一般の感覚でも、ここまで発令を遅らせて何をやっていたのか。サプライズは何か。気になるところだ。
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外出、移動、集合を禁止して感染を防ぎつつ、
経済活動を停滞させることなく、
国民は心を一つに頑張ろう
とそのままの言葉で訴えたかどうかはしらない。でも主旨は外していない筈だ。
これは、
アクセルを踏みながらブレーキを踏む行為。ある経営トップが、経営者としてはやってはいけないことの典型事例の1つと明言していた内容。トリッキーに限定的に同時操作は実際のドライビングでもやらない訳ではない。しかし、多くの人を相手に思いを訴えるときは、混乱させてブレーキにもアクセルにもならない状況を作らないためにも、今は、ブレーキなのアクセルなのか明確なメッセージが必要。
烏合の衆が寄り合いでメッセージを作ると今回の安倍晋三のようなものになってしまう。普通は気付くが、混乱しているトップは鵜呑みにしてしまったのだろう。
安倍晋三は企業の経営者として見ても失格かも知れない。古くからの番頭に頭が上がらず中途半端を続けている愚かな店主。
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ところが必要は発明の母。矛盾する概念から新しい概念を作り上げるのも人間の知恵であり力なのだ。
ネット社会への急速な移行を促進するチャンスでもある訳だ。
ネット料金の無償化。5G移行の促進。国家事業の位置づけで支援するとやれば格好も良かったのに、なにせ選りすぐりの馬鹿ぞろいしかスタッフに入れていないから知恵も何も出てこない。
馬鹿の追い打ちをかけるよに、馬鹿の上に馬鹿を上塗り?、東京から出るなとやってしまった。在宅勤務、テレワーク、サテライト勤務は感染機会を軽減するための切り札の1つなのに。通勤地獄、一極集中、ひずみやゆがみの元凶。
東京の通わなくても、東京近郊にすまなくても、仕事ができる社会を目指すチャンスを、安倍晋三は自分で潰しにかかっている。
検査して陰性の人は実家規制、転居、何でもやってよろしいとやるべきところが、ここでも検査キャパがないの理由で、訳の分からないブレーキとアクセルの同時踏み。
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安倍晋三は、検査のキャパシティが上がらない理由を何一つ明確にしていない。 日本ほど発展してないのではないかと思う国でも検査の実績は上がってるのに、旧態依然の日本検査事情。
イタリアのジャーナリストが最後に質問した内容にまともに答えていない。(もっと日本語のできる人にしつもんさせるべきだった)
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アクセルとブレーキの同時踏みはアクセルとブレーキの不見間違いよりも百倍も千倍も悪いことだ。
なぜか。
間違いは修正が出来る。踏み直せばいい。 ドライバーなら多かれ少なかれ経験することだ。中には手遅れもある。この場合は事故。
同時踏みは修正が利かない。
ブレーキの効果もアクセルの効果も出ないから、ノーコン状態。
安倍晋三の長期政権は、忖度官僚に踊らされていただけのノーコン政権だったかもしれない。
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