様子を見て、様子を見て、満を持して、漸く出してきた「緊急事態宣言」の中身は、後、もう2週間は「様子を見て」と言うものだった。
様子を見て
様子を見て
満を持して
緊急事態宣言
様子を見て
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「先手」と「決断」と「しっかり」が好きな、だけどどこまでもおバカな大臣たちが集まって出した結論だから文句のつけようがない。もちろん」ただのおバカではない。「専門家」の先生の話を聞いてやっているというフレーズは冒頭末尾で忘れない。勝手に集めたおバカ「専門家」も大好き。
専門家は「様子を見て」の防波堤。
だからどんな質問にも言語明瞭意味不明をモットーにあらゆる質問に受け答えするし、どんな番組にも出ていく。保育園児に説明するようなチャートまで用意して。
「専門家」は議事録は残さない。おバカがばれることを知っているからだ。忖度家臣たちは伝家の宝刀、改竄と隠蔽を使って議事録どころかメモさえも残さない。
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「様子見」のメリット
政治家が多用する様子見には愚かな政治家を助けるいろいろなメリットがあります。
- 話が変わる。様子を見ているうちに事が進んで関心事が移っている。説明責任を果たさなくてよい。
- 問題の所在が変わる。自分御もんだから他人の問題にすり替わる。
- 答えが見えてくる。何をやらなければいけないかの答えが自明になる。塾ロしてからやりましたと平然と振舞うことができる。
- 無能を隠すことができる。先を見通す能力も、決断する能力も、何もなくて、有るのは親の七光りだけと言う現実に蓋をすることができる。
- 拙速のリスク回避。早とちり、早合点、拙速の問題を回避できる。ご手を引いても、口先では先手と言っていればよい。
- 結局、無能、無責任な政治家の常套手段が「様子見」と言うことが良く分かる。
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