新型コロナウイルス感染症の問題とは何か?



糸井重里の投げかけたツイートはCOVID-9問題の新しい気付きをもたらしているかも知れない。



津波がやって来た時に、避難訓練をやっていなかったとか、警報が鳴るのが遅かったとか、そもそも避難場所がないとか、救護体制がないとか、まあまあ、問題を上げればいくらでもあげることができる。

問題と言うものは、解決する前提の概念。解決するのは勿論人間様しかいない。自己矛盾的な言い方だけど、人間が解決できるもの。あるいは、いずれ解決できるであろうもの。それが問題。

津波が発生すること自体は問題ではない。今の科学技術では。将来は起床を変えることができるかもしれないが、そうなると津波は問題になってくる。

さて、

津波の例で、津波が来ることが分かってみんなが避難を始めた。あと15分もしない内に、津波が来るそうだ。規模が、大きいとは伝えられているが、どの程度の大きさかは分からない。津波の経験のない人は全く分からないだろう。

皆さん早く非難してください。で、避難の真っ最中に、逃げる先は有っちだこっちだはやるだろう。

警報が遅いじゃないか。担当は責任は誰だ。お前は逃げていいけど、お前は逃げなくていい。逃げろと言うなら補償金出るのかとか、などとは多分やらないだろう。津波から、命を守ることが明確な命題だから。

津波が到達するのは3日後ならまた少し様子が変わる。 誰かがさぼって避難場所を用意してなくても、急いで仮決めしてしのぐだろう。そのために誰かが土地施設提供のために犠牲を強いられるかもしれないが、そういうことは後でやりましょう。



コロナはどうか。質の悪い感染症。既に、到達していて犠牲者が次々と出ている。これを食い止めるには、残念ながら今の状況では、(1)対人接触を無くすこと。(2)保菌者を隔離すること。(3)隔離する対象を選別すること。

既に津波に襲われているのと同じ状況で、誰が悪いのか?、責任者出て来いとか、保証をセットでないと動かないとか、言っている場合じゃない、。

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ウイルスは姿を見せず、音もたてず、静かに、時間をかけて人を襲っているから、問題の見立てが既にレビューモードで考えている人、現在進行形の人、いまだ予防保全のステージで捉えている人。これらが混在して、メディアを飛び交っている。

これが、恐らく糸井重里氏の捉えた一瞬だろう。

視点を変えればどれも筋が立つものに違いないが、理解すべきは感染症の特性により、多様な視点(マルチステージの視点)で理解することと、先行事例を的確に取り込んで破滅や破綻を回避しなければいけないということ。

事が始まってしまった今は正に戦時であり一人一人が船上なんだと言う理解。ここを欠かすわけにはいかない。

糸井氏自身もその戦場の戦士だということ。

戦いはまだ始まったばかりかも知れない。




https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202004090000438.html


糸井重里氏のコロナウイルス問題ツイートに賛否両論
[2020年4月9日17時58分]

糸井重里氏(2018年11月16日撮影)
    糸井重里氏(2018年11月16日撮影)

コピーライター糸井重里氏(71)が、新型コロナウイルスをめぐる世論に対する「つらい」心境を吐露したツイートが、ネット上で賛否を呼んでいる。

糸井氏は9日、ツイッターを更新。「わかったことがある」と書き出し、「新型コロナウイルスのことばかり聞いているのがつらいのではなかった。ずっと、誰かが誰かを責め立てている。これを感じるのがつらいのだ」(原文ママ)とつづった。

このツイートに、「激しく同意です!!!!未曾有の事態なのに最高の結果を期待するのは正直難しい。その中でいかに生きるかが問われているかと」「ホント、そう思います。批判ばかりでウンザリです…」「本当にその通りですね!敵はコロナです。人ではない」といった賛同の声も多数寄せられた。

一方で、反論も少なくない。「責め立てる?悲鳴です。このままでは野垂れ死にしかないという悲鳴です」「殆どの人は、政府のやり方に怒って責めてるのに、誰かが誰かを…と、ぼやかして綺麗事にしてるだけ」「この呟きもまた、痛みに耐えられず声をあげる人たちのことを遠回しに責め立てることになる。それを感じるのがつらいのだ」といった声が上がっている。


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