こんなレベルから話を始めたら終わらないけど。
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- ウイルスのチャレンジは続いている。
- 生命に何らかの連鎖があればウイルスはやってくる。
- やがてウイルスは栄えるものに取りつくことになる。
- 生命体は免疫システムを作ってウイルスに対抗してきた。
- 切磋琢磨を生むことになった。 ウイルスのチャレンジは続いている。
- 切磋琢磨の中に人の行い(ケミカルなど)が介在することになった。ウイルスのチャレンジは続いている。
- ウイルス対策はウイルスを異次元の世界へ引き上げている。
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新型コロナウイルスの素性は分からない。
表層的に分かっていることは、
- 感染性。ウイルスは胞子のように自分を閉じることができるのだろう。ステルス性にも通じる。
- 潜伏期間の大きなバラツキ。
- 発症レベルの大きなレベルのバラツキ。
- ステルス性。陰性と陽性の変異。
- 転移性。体内を自由に動き回り、着床部位が特定されない。肺炎以外でも死ぬことがある。
- 凶暴性。恐らくは特定の免疫システムの過剰反応を促して一気に組織部位を炎症殲滅させるのだろう。⇒現象的には老人が重篤化するケースが多いというものだった。
- 増殖性。増えるときは一気にウイルスが増える。
- これらの新型コロナウイルスに関する特徴的な情報は 早い段階で(遅くとも1月には)中国から日本に伝えられていた。国民の中には危機感を持った人も少なくない。
- コロナウイルスの何番目の流強か。
- 新型コロナウイルスが過去の記憶(痕跡)を利用することはないか。
- 世界中に広がっている。
- 感染者と感染による死亡者の数が高いレベルで継続している。
- 流行が終わったとされる中国(武漢)も警戒状態継続。
- 但し、中国と日本の統計は異なる理由だが正しいものと見做されていない。
- まだ何も見えていない。どのようになったら安心していいのか、どのように確認するのか。
現時点で可能な対策(方法論)
- 人と人の接触(直接、間接)を無くす。
- 人の移動を抑制する、人の集まりを作らない、人と会話しない、人がいるところに出かけない、
- 人が触ったものに触らない。マスクをする。眼鏡をかける。
- 選別と隔離
- ウイルスを持っている人を早く見つけ出して隔離する。
- 早期治療
- 早期であれば、アビガンなどウイルス増殖抑制剤が効くことは推定されている。
日本のCOVID-19対策の重大欠陥
感染症対策の基本は、①人の動きを止めて、②感染者を特定し、③感染者を隔離する。この3つしかない。経験のある感染症なら手当たり次第に治療すればいいし、予防接種などの方法もあるが、新型は隔離以外の手を打てない。
日本では、
- 人の動きを止めていない。営業も通勤もOK。
- 緊急事態は特定の都府県のみ。
- 経済活動は止めないをわざわざ明言して自粛を抑制している自己矛盾。
- 検査をしない。これが行政的には致命的。データを収集しないでは、どんな政治判断、行政対応も無意味なものになりかねない。国際的にも顰蹙を買っている事態。
- 隔離はミニマム(手遅れで、人数も少ないし、隔離率も把握できない)。
- 東京都の行動制限策に対して反対するような方向を出していて、感染を促進する圧力。クレージー。
- 補償策も中途半端。どういう影響かもまだ分からないまま。
- 予防フェーズ:外出自粛
- 戦時フェーズ:休業、交通遮断、広域一斉。
- 復旧フェーズ:経済支援
- 緊急事態と言いながら、3フェーズミックスでメリハリのない内容をまき散らして混乱。