COVID-19|中国の2つの大きな過ち



新型コロナウイルス|中国の2つの大きな過ち

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新型コロナウイルスは踊り狂うように世界中を動き回っている。

ウイルスの移動は人の移動があって初めて実現する。

中国人が春節の前後から世界中にウイルスを運び出した。しかし、中国はウイルスの存在を知っていたが、それを伝えることはなかった。2019年12月から2020年1月、2月のころの1つ目の事件。実際には、もっと早く、11月か、もしかすると10月ころから自然界の何処かで何かが始まっていたかもしれない。

武漢を封鎖し、人の動きを徹底的にコントロールすることで、最初の火柱の勢いを止めることが出来た。

大きな困難の山を乗り越えることが出来たと思ったのだろう。

武漢の閉鎖は解除され、人の動きも、コントロール下ではあっても再開された。

武漢以外での発症は例外的に少なく、武漢の中も感染は止まったように見えたからだ。

新型コロナウイルスの特徴を誰よりも正しく理解している中国には、何か油断するもの、何か焦りを招くものがあったのだろう。人心の我慢の限界が来ていると見たのかもしれない。

今、この時点で中国が発しているメッセージはCOVID-19との戦いに勝った。新型コロナウイルスは封じ込めることができる。感染症は克服できるというものだ。

本来、素晴らしいメッセージだ。

苦しむ欧米も、我慢の先には中国と同じ勝利の日が待っているはずだからだ。

中国は、

最初は、侮り、

次には、人権二の次、三の次の悲壮な戦いを強いられ、

最後は、遂に勝利を手にした。



本当に中国のコロナは終わったのか?

再び、コロナを侮っていないか?

陰性コロナ、無発症コロナを補足できている確証は何処にもない。

武漢にも、その他中国国内にも、その存在は否定できないし、いったん海外へ出ていたものが、再び海外から戻ってくるものもある。

武漢を出たウイルスと、戻ってくるウイルスが同じような毒性ものかどうかも分からない。より巧妙なステルス性を備えている可能性もある。



中国が今やるべきことは、もっともっと詳細なデータの収集と、世界の医学界、製薬界との協業による、治療薬開発への貢献。治療薬がないのに閉めたゲートを開けることはできない。

今、恐れるべきは、変異型コロナの出現と治療薬開発とどちらが早いかの競争で負けること。



もっとも。中国もまた高齢者で国の財政が怪しくなってくるから、悪魔シナリオに乗せられているかも。

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