元婚約者


面白いもので「元婚約者」と言うだけで誰のどんな問題か日本中の暇人が知っている。

それでいて、彼の顔も名前も知らない。年齢は辛うじて70歳前後だけ伝わってくる。

元婚約者とはまた象徴的な言い方で、要するに婚約していて結婚に至らなかった人と言うこと。それを天下に大看板出しているようなもの。まあ、普通は恥ずかしい。不名誉なことだ。

しかし、結婚詐欺の被害者と言えば、普通に理解できる。

金を融通するために接近してきた女に見事に騙されて、もしかするとマインドコントロールされて、高齢者には大枚である400万円を使ってしまった。結婚したら息子になるであろう子供の学費と言えば、金を出さない訳にはいかなかったのだろう。

金をとれるだけ取って、男がもう限界と言ったら離れていく。予定通りの行動。婚約解消は男側からの要請と言う奴だ。

息子を慶応に入れる当初の目的は達成したのだから、もう十分と言う所か。

詐欺親子は、弁護士に相談して返済せずに踏み倒す算段も出来ていた。不満の高齢者を抑え込む話し合い?の場も作った。盗聴もしておいた。完全犯罪成立かな。

これで終われば世の中平和。馬鹿な男が騙されて泣き寝入り。

ところが、

婚約話が、馬鹿老人に火をつけた。自分を利用するだけ利用しておいて、何の挨拶も無しに婚約だって。

ここから先はメディアにも出ている。

老人がいくら馬鹿で、いくら胡麻化されても、金を負担した事実は変わらない。

親子が仕組んだ行為の実績も変わらない。

親子の歪んだ人間性は変えようがない。今や日本中の嫌われ者だろう。この人間性の問題はお金の問題より重大。今や、不適切な御威光とかで秋篠宮長女の愚かさまで露呈することになった。

元婚約者がコメントを出して謝罪していたが、一体何を謝罪しているんだろう。お前は只の被害者に過ぎない。菅義偉は自助とか自己責任とか騙される方が悪いと言ったのかな。

直接会う話は、口先三寸で自分を騙した女の本音を聞き出したいのだろう。騙しましたと本人から言わせたいのだろう。最初言っていたことから話が少しずつ変わって結局だましたことを自分の口で白状させたい。心の奥から、恨み骨髄に徹する思いを伝えない訳にはいくまい。弁護士が入る隙など有り得ない。

昔の映画なら、無理心中する場面だね。女を刺して自分もその場で果てる。逃げる理由は女には無い。

それを知るから、女は顔も姿も見せることが出来ない。女は自分がしでかしたことを分かっている。罪の深さも。

女が最後まで現れないと分かれば、男は死ぬかもしれない。

昨日のコメントはそれをにおわせる。ネットには男を揶揄する言葉も並ぶが、男は自分で自分を追い込んでいる。危険な兆候だ。

男が一人で死ねば、親子はますます追い込まれるのに。

今、誰が元婚約者を見守っているのだろう。

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