けじめ|けじめをつける


けじめ

けじめに対する英語は存在しない。前後の文脈で要約するしかない。"Kejime"。

けじめの意味は普段から使っているので概ね正しい理解になっている筈だが、語源は特に知りたい訳でもないが、幾つかあるらしいが、囲碁の最後の駄目を詰めるけじめが一番ピンとくる。面白いのは中国の囲碁は最後まで駄目を詰めてしっかりけじめを付けるのに、日本の囲碁は最後の意味のない境界線に駄目を詰めたりしないのでけじめのない囲碁と言うことになるらしい。

隔際門で語源を説明しているものもあるが、語源ではなくて、意味に当てはまる文字を持ってきただけの当て字の説明に見えてしまって今一。恐らくは間違い。

公私のケジメと言えば、公私混同の逆だから分かり易い。明確な線引き。公務員のけじめのない連中が上から下までどれだけ多いことか。

立場、責任、役割、などを弁えて踏み出さないこと。線引きをして、境界を明確にすること。

ここから、

境界線を越えてしまった場合は、是正が要求される。元に戻す。借りを返すこと。

踏み外さないこともけじめだが、踏み外してしまった場合は、是正すること。

借金なら返済で済むとしても、立場の行いの場合は、その立場を返上するのがケジメの付け方。

恥辱に対しては、対価となるものが命しかないから、超深刻な問題になる。死んでお詫びしてもらうしかない。

誰かに迷惑を掛けた。償いが必要。それがケジメ。

領分を守ること。領分を超えたら償いをする。



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