令和版「ハーメルンの笛吹き男」

笛吹*


童話か実話か分からないが、笛を吹いて街中のネズミを誘き出し、川まで連れて行って溺れ死にさせた話。

不衛生なネズミを駆除した話ぐらいに思った。

今はネズミだって生き物だから無闇に殺生するのは残酷な話に聞こえる

ネズミは笛やラッパでは動かない。

実は子供と言う話もある。

山奥に連れていかれたとか。

人質にされた、労働者にされた、殺された、いろいろ想像できるが、それもよく分からない。

場所は「ハーメルン」でなくて「日本」。

相手は「ネズミ」でもなければ「子供」でもなくて「日本国民」。国民と言っても上級国民でなくて、一般の普通の国民。

吹くの「笛」では無くて「喇叭(らっぱ)」か「法螺(ほら)」。あるいは「公約」と言うタイトルを付けた「嘘」。

誰が吹いているかと言えば、今は岸田文雄。少し前は菅義偉。その前は延々と安倍晋三。

 

<マイナンバーカードの場合>

国民のデジタル管理の一元化。何処の国でも、固有ナンバーでの管理とサービスを実施している。

日本では住民基本台帳番号とかデジタル管理をやろうとして上手く行っていない。誰も手を出さない。利用しようとしない。

理由は簡単。

(+)<メリット(便利さなど)>と(-)<デメリット(リスク)>を比較して、圧倒的にリスクがおおきいからだ。

政府がやっていることは、リスクを放置したまま、便利さを追求している。馬鹿なことに、便利さの追求が更にリスクを大きくしているので、このバランスシートはメリット側に傾くことはない。

馬鹿の一つ覚えで菅義偉が口にしていた安全安心。菅義偉は言葉だけで実際の安全安心は結局実現できなかった(理解すらしていなかった)が、マイナンバーの安全安心もまた政府は説明できていないし、セキュリティのプロがいない中では理解すらできていないだろう。

政府はデジタル庁を設置してデジタル化を進めようとしているが、ここは最初からボタンを掛け違えているし、ITリテラシーもセキュリティリテラシーも皆無。文盲レベル(この用語は今は拙いのかな?)。日本の地盤沈下の張本人はアナログ政府アナログ行政。

もっと最悪なのが、情報の改ざん、隠蔽と言った公務員に絶対許されないことがまかり通っていること。

これを認めておいてデジタル庁も無ければ、行政改革など有り得ない。

内閣自体が自己矛盾。

岸田も怯えて安倍晋三の影すら踏むことが出来ない始末。

河野太郎辺りが必死で頑張ればやや可能性も出て来るが、潰されてしまうようでは、

結局、自民に再度降りてもらうしかないのだろう。

@2023/06/10

情報もデジタルもセキュリティも何も理解していない河野太郎。

マイナンバーでデジタル庁は責任を負わないと宣言しておいて、なんだかんだ施策を展開。責任を負わない奴に推進する役割など有り得ない。

以前hあ立とうが若手と思って期待していた部分もあったが、マイナンバーで100%化けの皮が剥がれた。無知ぼんくらの世襲議員。傲慢さは一人前。

この馬鹿が吹く笛に踊らされていると、国民はハーメルンのネズミにされかねない。システム設計は運用設計も出来て初めて成立するもの。システムは問題なくて手作業の部分に問題があったなどと切り分けていること自体が馬鹿の証明。富士通もバカ。実証実験、アルファテストもベータテストもやらないでリリースってクレイジーとしか言いようがない。

普通に考えれば、デジタル音痴が富士通の提言をことごとく無視したのだろう。富士通はシステム改修の名目で二度も三度も美味しい思いをしたい。官公庁ビジネスに染まるとそういう発想が普通になる。

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