人生100年時代|?

 



人生100年時代と書いてみたが、さて如何致しましょうか?

人生100年時代


自分の百歳をイメージできるのかな?。

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荻原博子さん「老後はどうにかなる…は大間違い!」人生100年時代へ8つの実践的アドバイス

公開日:2021/11/25 06:00 更新日:2021/11/25 06:00

荻原博子さん(C)日刊ゲンダイ
  
岸田総理は所得倍増と言っていたが、今やどこ吹く風。「新しい資本主義」も結局、アベノミクスと変わらない。経済ジャーナリストの荻原博子さんは「老後がなんとかなる、だろうでは甘い。人生100年時代を乗り切れません」と話す。

 ◇  ◇  ◇

①借金は共働きでもなんでもして繰り上げ返済しよう

  1. 繰り上げ返済できるくらいなら苦労はない。

世の中は大きく変わりました。年功序列や終身雇用が崩れて、退職まで給料が上がり続けることはもう期待できません。55歳くらいで役職定年になると給料が下がるようになっていて、10年前の会社員と比べてかなり減収になっています。バブル経済を知っている世代って人生どうにかなると思っているようですが、どうにもならない時代なんですよ。

あせっていまから一儲けしようと投資に手を出すけど、やめたほうがいい。ヘタな投資するくらいなら、まずは借金を返済すべきです。100万円の繰り上げ返済で利息が40万円くらい減る人は多い。ローンを抱えて年金暮らしは無理。70歳までローンを組んでいる人がいますが、こういう借金は共働きでもなんでもして繰り上げ返済する。ムダな利息を払わないようにすることです。一点突破でがんばる。ただし返済のために退職金には手を付けないこと。カードローンやキャッシングもさっさと繰り上げ返済して現金を増やしましょう。

②50歳過ぎたら家を買わないほうがいい

  1. 一生もう家は変えないと言う事ですか?。その代わりに田舎で悠々賃貸生活?。

借家の人も老後資金のために現金を貯めること。50歳を過ぎて家を買う必要はありません。家は人生を固定するからです。50代で家を買っても会社員生活は10年で終わります。それなのに一生、会社の近くに住み続けるんですか? いずれ老人ホームに行くかもしれない。いまは都心でも空き家がぼろぼろ出ていて、これから家が余っていきます。定年退職して地方に移住すれば月3万円の家賃で暮らせます。地方に行けば畑付きで月3万円などという家もある。

③投資は自己責任という覚悟を

  1. 借金返した後には何も残っていないって寂しくないか?。

ともかく老後に備えて借金をなくすのが最優先。金融機関が勧めてくる投資信託をやるくらいなら借金を返しましょう。そもそも投資信託は投資だから必ず増えるわけではありません。なけなしの退職金をそこに使っていいのか。投資は自己責任ということをわかっていますか。20代の若者のほうが自己責任の中で生きています。1つの会社でまっとうする時代ではないことがわかっているし、お金を貯めようという気持ちがあります。

④iDeCoをやっていい人悪い人

  1. 発想が可笑しくないか?。リストラリスクに応じた範囲でやればいいこと。

iDeCo(個人型確定拠出年金)はやっていい人といけない人がいます。iDeCoは基本的に60歳まで引き出せない。いいのは、公務員などでリストラがない人。自営業者やリストラの危険がある会社員は、自分のお金が引き出せないのはつらい。コロナ禍で困る人が多くいました。今の時代はお金を引き出せないのはリスクです。iDeCoの目的は節税ですからお金を持っていないと意味がないんです。

⑤まずは公的制度を使い倒せ

  1. 保険で金を使うならプール資産に放り込む。プール資金があれば一括払いも楽勝。

民間保険も見直しましょう。私たちは年金、健康保険、社会保険料などものすごい金額を払っています。それをよく検証した上で足りない部分を補うということなら保険に入ればいい。会社員なら、かなりの病気が社会保険や公的医療保険で賄えます。また、通勤定期代だけでなく、保険も月払いではなくまとめ払いをすると安くなります。いまガソリンが高騰しているし、都心の人は車は持たない。スマホも格安料金プランに変更するなど、現金を生み出す方法はいろいろありますよ。

⑥配偶者こそ最大の戦力です

  1. 日本の年金は夫婦合算で辛うじて生活できるか出来ないかと言うレベルに設定されている。
  2. ずっと独身で家計設計しているならいいが、夫婦が途中で崩れるとメンタルも家計も超苦しくなる。元気で丈夫な配偶者を選ぶこと。

これから週休3日4日制が広がれば、その分給料も下がって夫婦共働きが前提になっていきます。妻に働いてもらうために、夫は風呂掃除や食事も手伝わないといけない。ここで一番困るのはバブルの頃に3高男と結婚した50代の女性。結婚して人生あがりと思っていたら夫がリストラ。結婚してから努力していない女性が働くのはとても難しい。夫はそういう妻を説得しなければならない。

一方、50歳を過ぎて離婚をすると夫婦共倒れの危険性があります。30歳くらいなら女性も再婚できるけど50歳過ぎるとその気力もなくなる。離婚して厚生年金と基礎年金を10万円ずつに分割するんですか? 家賃3万円でも食事代を入れたらとても暮らせません。性格の不一致くらいなら2人で乗り越えましょう。配偶者は味方にすれば大きな戦力なんですから。

⑦自己資金で起業してはいけない

  1. 趣味道楽の起業なら、その為に用意した自己資金で構わないが、
  2. 社会貢献(ビジネス起業)ならクラウドファンディングが今の常識。社会の支援の無い起業など始める前に失敗と分かる。

「人生100年時代」だといって政府は年金支給開始を70歳からにしようとしています。70歳まで働く覚悟が必要なので、自分の好きな働きかたができるように備えなければなりません。

転職は遅れるほど不利になります。雇う側からすれば若いほうがいいに決まっています。給料は安いし指示もしやすい。転職活動は早いに越したことはない。

 起業は入念に準備すること。配偶者の理解がないと絶対ダメ。反対されたらあきらめましょう。反対されないためには家の貯金を持ち出さない事業計画を配偶者に示すことです。計画づくりは創業支援をしている日本政策金融公庫に手伝ってもらう。プロの厳しいチェックを受けることが大切です。自己資金での起業は自分に甘くなるから金融機関から借り入れること。いきなりの起業はリスクが高いから、副業やアルバイトで経験を積むのはオススメです。

⑧学歴エリートより稼げる子どもに

  1. 才能に応じた道を選ぶこと
  2. これが難しい
  3. 稼ぎより喜びと言いたいがそれもまた難しい。

日本はデフレですが教育費だけは上がっています。国が教育にカネを出さないからです。OECD(経済協力開発機構)加盟国の中で日本の公的教育費の支出は38カ国中37位(2020年)と最低レベルです。教育費の負担が個人に重くのしかかっています。バブルが崩壊する前までは完全な学歴社会でしたから、いい会社に入社すれば一生安全でした。でもそれはもう崩れた。子どもをいい学校に入れるより稼げる子どもを育てることです。

今、大学を出た子の7%が進学も就職もせず家にいます、働かない子どもに困っている親も多い。「8050問題」といわれて、80歳の親が50歳の子どもを経済支援していることが社会問題になっています。10年も家に引きこもっていたら社会に出ていけません。3万円でも家賃をとる。本人のためにも働かせましょう。

なぜこんなことになっているかといえば、子どもがやりたいと言うことをさせていないからです。ゲーマーや漫画家になる道ももはや当たり前。料理人になればずっと食べていけます。一芸に秀でた子どもにしたほうがいい。親が子どものチャンスを受験勉強で潰して何の意味があるんですか。

不安はいっぱいあるのはみんな同じです。今からキャリアをきちんと積み上げていくこと。老後までぼーっとしていてもどうにもなりませんよ。

▽荻原博子(おぎわら・ひろこ)経済ジャーナリスト。1954年、長野県生まれ。著書に「年金だけでも暮らせます」(PHP新書)、「私たちはなぜこんなに貧しくなったのか」(文春新書)など多数。新著「50代で決める!最強の『お金』戦略」(NHK出版新書)では、人生100年時代の折り返し地点の50歳代をどう生きるかを説く。

@2021/11/28

オリジナルサイトで閲覧ください。

https://money.smt.docomo.ne.jp/column-detail/202906.html

「老後破産」しないために今すぐすべきこと5選

2021/11/27 08:00


    老後の備え

誰もが老後の生活を不安に思っている時代。特に給与収入が途絶えて生活が成り立たなくなる「老後破産」は避けたいものです。老後資金としていきなり大金を用意するのは難しいですが、できる範囲で対策はしておきたいものです。今からできることにはどのようなことあるのでしょうか。

すべきこと1──必要な生活費を計算する

まずは老後に必要な生活費の計算です。家計簿の支出を見て、老後にかかる項目だけを選んでみましょう。

家計簿をつけていない人は、1ヵ月だけでも家計簿をつけると、老後の支出を把握しやすくなります。

1年間の生活費に20~30年をかけた金額が、老後に必要な生活費です。生活に応じて、車両の買い替え費用や住宅の修繕費用なども計上しておくとより正確に見積れます。

すべきこと2──年金・退職金・貯蓄を確認する

次に、老後に必要な生活費をどうまかなうかを考えます。主に年金・退職金・貯蓄でしょう。

将来受け取れる年金額は、「ねんきんネット」で確認できます。退職金は、就業規則を見たり人事部に尋ねたりして確かめます。

年金・退職金に現状の貯蓄額を足した金額から、老後に必要な生活費を差し引いてみてください。赤字になるなら、その分を定年退職までに貯蓄しなければなりません。


すべきこと3──資産運用や副業で貯蓄を増やす

必要な貯蓄額が分かったら、貯める方法を考えます。預貯金以外に、iDeCo(イデコ)やつみたてNISAを活用して投資信託を購入するのもいいでしょう。投資にはリスクもあるため、しっかり情報収集し、リスクの低い商品で少額からスタートしてください。

副業を始めたり、パート勤務から正社員になったりと、働いて収入を増やす方法もあります。あわせて節約で支出を減らすと、効率的に貯蓄できます。

すべきこと4──住宅ローンの繰り上げ返済を検討する

住宅ローンの返済は老後の家計を大きく圧迫するので、可能なら定年までに完済できるよう、計画的に繰り上げ返済をしましょう。返済が滞ると、住み慣れた家を手放さざるを得なくなることもあります。

繰り上げ返済後の選択肢には、期間短縮と返済額軽減があります。利息の負担を減らすなら、期間短縮を選びましょう。また、電話や窓口では手数料がかかることが多いため、インターネットで手続きするなど、手数料にも注意してください。

すべきこと5──子どもの自立を促す

老後にかかる生活費は、夫婦2人分か子どもの分も必要かで大きく異なります。学生時代に一人暮らしをさせたり、仕事で手に職をつけさせたり、子どもの自立を促す工夫をしましょう。

子どもが貯蓄習慣を身につけられるよう、家庭でマネー教育をすることも大切です。
危機意識の有無が明暗を分ける

過度に老後を不安視する必要はありません。しかし、不安に思いつつ「何とかなるだろう」と考え、備えをしないまま老後を迎えるのは危険です。

今行動を起こせるかどうかが、老後の明暗を分けるかもしれません。

文・木崎涼(ファイナンシャル・プランナー)
編集・dメニューマネー編集部

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