衆院選2021|立憲民主1人負け

立憲民主を変えよう

立憲民主1人負け

自民党がいくら失政を繰り返しても、それに代わる政党がいない。安倍晋三らのイメージ戦略が奏功していると言うより、実際問題としても野党は残念な状況。

事務屋が成り上がった党首では戦いにならないことを知るべきだ。

自民は菅義偉のカリスマ性が全くないことが分かってチェンジした。それだけの知恵がある。

立憲民主は小池百合子から除外された枝野幸男のところに出戻りして数を維持しているだけの、最近のニュースで言えば沖縄の漂流軽石と変わらない。数は多く見えても根拠はなくいずれ沈む。戦略以前。

反自民の受け皿の肩代わりをしたのが維新。メディアへの露出度の高い吉村府知事の好感度が日本中に好影響を与えた。枝野とは全く逆。

今後について、枝野は潔く敗北を認めず、精査検討したいようなことを言っている。百合子でなくても退場宣言したくなる。

虐め問題を放置した前旭川市長(西川将人 落選)を擁立した。当落によらず立憲民主の正義に対する姿勢が疑問視される。

ネットの時代では北海道ローカル問題ではない。日本中が注視する重大事件。立憲民主が反自民の資格を失った瞬間だろう。

政党にガバナンスの概念があるかどうか怪しいが、枝野は事務屋としても一流でないことを露呈した。それとも、朝日か虐め自殺事件など取るに足らない事件とみていたのか。

漂流軽石政党-立憲民主

これからは食いう風に読んでも良いだろう。軽石はお互いに擦れ合っていずれ沈むらしい。立憲も同じ道を辿りそうだ。

枝野が辞任しても、新しいリーダー選びにも問題がありそうだ。センターの概念がないから本当の漂流軽石と変わらない。

自民のセンターの概念は「利権」と言う分かり易いものだ。言い換えれば「富」へのアプローチ。

センターとは有言無言の共有価値。

https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2021/




結果は明らか。立憲民主党の1人負けだ。枝野幸男の「張子の虎」(見掛け倒しの主張)が漸く明確になった。

枝野幸男の罪と罰

  1. 小選挙区制を全く理解していない。小沢一郎が米国の健全な政権交代による不断の改革のメカニズムを日本にも実現すべく導入した制度。やや中途半端ではあるが、それなりに定着している。実際にも一度はその恩恵で政権交代を実現している。
  2. 政権交代ということは単なる批判では全く話にならない。常に代替案があること。絵に描いた餅でなく実行可能なもので、見通しもある。
  3. 分かり易く言うなら、日本の分厚い保守層の半分近くをカバーできる主義主張が必要。
  4. 主張の違いばかりを指摘して排除することによる純粋主義は全盛期の自己陶酔型の自己主張でしかない。希望の党の小池百合子の失敗か何を学んだのか。
  5. 哲学的なアプローチが必要。違いを見つけたらそこに改革のチャンスがあると見る。より本質的な問題理解による統合。百合子は口先ではアウフヘーベンと言っていたが実態は全く逆の事だった。その反省をどういう風に理解していたのか怪しい。
  6. 万年野党は、何回も解党・分党・再結集などを繰り返しているが、政権の担い手に相応しい組織としての成長がない。反自民の受け皿の資質すら作り得なかったのは、本当に目指す価値を未だ見いだせないでいること。必要なのは論争でなく深い思慮と
  7. 枝野にはリーダーに相応しいカリスマ性がない。難しいことではない。包容力と突破力。立憲にリーダーに相応しい人材はいるのか。チームリーダー制でもいいが、性根を入れ替えて、2大政党に相応しい魂を入れてやって欲しいね。
  8. 日本を停滞させた責任は自民党にあるのではなくて、そのライバルになりそこなった立憲の方と心得るべきだろう。枝野の批判の言葉は全てブーメランと思うべし。かな?
  9. 2年間のコロナ禍は失政・不手際の連続で、特に東京五輪強行で大量自宅死の犠牲を強いたのに一言も糾弾できない政党って野党が保量になっている。気楽な野党に胡坐をかいている枝野以下の無能集団は全員撤収だろ。期待がるとしたら黙って去って若い世代へ余計な口出ししないこと。

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@2021/11/02

朝日の社説

https://www.asahi.com/articles/DA3S15097612.html

(社説)立憲民主大敗 体制と戦略 練り直しを

2021年11月2日 5時00分


開票センターで報道陣の質問に答える立憲民主党の枝野幸男代表=2021年10月31日深夜、東京都港区、関田航撮影

 野党共闘を整え、自公政権に交代を迫った衆院選で、逆に大きく議席を減らす結果となった。自公に代わる選択肢と有権者に認められるには、何が足りなかったのか。立憲民主党は敗北を直視し、体制を立て直したうえで、来夏の参院選に向け、戦略を練り直す必要がある。

 立憲の獲得議席は小選挙区57、比例区39の計96で、公示前の109から13減らした。共産、国民民主、れいわ新選組、社民各党と候補者を一本化した小選挙区では9増やしたが、与党候補に競り負けたところが多かった。共闘の効果は限定的で、地力不足も明らかだ。

 深刻なのは、政党名で投票してもらう比例区の22議席減だ。朝日新聞社などの出口調査では、無党派層の比例区投票先で、立憲は前回衆院選から8ポイント減の21%と、自民党の19%をわずかに上回っただけだった。政党として有権者を引きつける力が後退したと言うほかない。

 共闘を組んだ共産党も2議席減となる一方、一線を画した日本維新の会は4倍近い躍進を果たした。本拠地の大阪の小選挙区のみならず、北海道を除くすべての比例ブロックで議席を得るなど、支持は全国に広がりをみせた。共闘の一角を占めながらも、基本政策の不一致を理由に市民連合が仲介した共通政策には加わらなかった国民民主も3議席増とした。

 立憲の出直しには、徹底した敗因の分析が欠かせない。

 衆院解散が迫るまで、共闘の中身を煮詰めなかった準備不足の影響はなかったか。自衛隊や日米安保など、基本政策の異なる共産党との連携に有権者の理解を得る努力は十分だったか。コロナ対策の時限措置として打ち出した所得税や消費税の大幅減税など、財源論を後回しにした公約の実現性に疑念を持たれはしなかったか。

 「首相候補」として支持を得られなかった枝野幸男代表の責任は極めて重い。党内から辞任を求める声があがるのも当然である。出処進退は潔く自ら決断すべきだ。

 一方、自民党単独で絶対安定多数の261議席に乗せ、政権継続を決めた岸田首相はきのうの記者会見で「国民の信任を得た」と語り、新型コロナ対応や経済対策の実行にスピード感をもって取り組むと語った。

 比例区で復活当選したものの、小選挙区で落選した甘利明幹事長の後任には、茂木敏充外相を充てる方針を固めた。現金授受疑惑に対する説明責任に背を向け続けた甘利氏を、党の要に起用した自身の判断を反省し、「政治とカネ」の問題に厳しく対処する出発点にしなければならない。

参院選もボロ負けでした!

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