新型コロナウイルス弱毒化の正しい理解?
強毒化しても弱毒化しても、
それはウイルスの1つのインスタンスに過ぎない。
一喜一憂するのは馬鹿げている。
全くの素人でもニュースなどの情報から推定できることがあるかも知れない。
コロナウイルスは変異が容易な特性を持つ。
DNAと違ってRNAは複製時のエラー率が高い。
増殖に当たって作り出すコピーでコピーミスが発生しやすい。
似て非なるものを次々と作り出す。
突然変異の進化論と同じだ。
変異ウイルスの特性によって、環境適合性が弱くて直ぐに消滅するものと、適合性が強くしっかり生き残るもの。
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強毒性ウイルス:
- 強毒化したウイルスそれ自体は環境適合性が強く増殖も活発になるが、宿主が死亡したり、隔離されたりして感染機会を失う。
- 感染機会を残すために、発症に時間を要する長潜伏型が優位になる。
- 弱毒化すると、宿主は無警戒だから、感染を継続できる。感染病の主役になれる。
リスク&オポチュニティ
重症化・死亡の患者が少ない理由を推定すると、強毒性ウイルスは宿主と一緒に死んでしまうから、生き残ることは難しい。ウェーブ1の強毒型ウイルスは死滅した。
逆に弱毒性は強い感染力で生き残っている。
弱毒性がいつ強毒性に変異するか、誰も分からない。いつでもありうること。
弱毒、強毒のコントロールのほかに潜伏期間のコントロールもある。
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強毒化ウイルスの戦略
潜伏期間のコントロール。十分な潜伏期間を置けば駆除されず感染を継続できる。十分な潜伏期間とは、胞子・種の振る舞い。
軽症無症状ウイルスに一時的に変異すること。
宿主の密集・密交換時に強毒と強感染に戻ればいい。多分、頻繁な宿主間移動が鍵になっているだろう。
短時間に長距離を移動すると変異を促す。強毒化を促す。種・胞子状態から発芽するトリガーになる。
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結論:
弱毒化の議論は無意味。単に休んでいる状態だ。爆弾に化ける(戻る)タイミングを待っているだけ。
刺激しないこと。それには感染しないこと。移動しないこと。接近しないこと。宿主の量を感じたら強毒化する。
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