菅義偉の肝いり政策GoToキャンペーンはコロナ禍も何もないころに考えられたものだ。
が、実に残念なことに、その内容は、国家政府が主導するようなものではないし、経済効果など殆ど期待できるようなものではなかった。まるで、目的は別のところにあるかのような理解不能な経済再生案。
普通に始めていても、駄目政策の前に現れたのが、新型コロナウイルス。
コロナ終息までGoTo延期と決めたのは良かったが、なんと朝令暮改。コロナが何かまだよく分かっていない時に、コロナ終息を無視して、更には当初の予定時期より1か月の前倒しをしてスタートさせてしまった。
緊急事態宣言を出すのに逡巡していた政府が、ここまでGoTowo急がせた理由は十分説明されていない。安倍晋三、、菅義偉、加藤勝信、西村康稔はこの不可解な政治判断に関与していると思われるが、中でも、現在の対応状況を見るにつけ、菅義偉が中心的役割を果たしたに違いないだろう。
菅義偉の後ろに隠れている二階との関係も色々噂がでているので、暫くすればまた新しいことが飛び出すかもしれない。
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明確な失敗。第1波は緊急事態宣言でコロナは収束したと思い込んで しまって、勝手に段取りをつけたのが大失敗。官僚の仕事は動き出した、一度引いた線の上を外すことが出来ない。段取りの中には、業界に負担させてしまったものもある。
失敗はすぐに分かった。
既に、第2波が来ていたからだ。夏には収まる筈だった感染症が、梅雨が明けるとともに勢いを増して、第1波を上回る勢いになっていたからだ。
幸いにして国民の自発的な自主行動によって、第2波もピークアウトを観ることが出来た。
安倍晋三は数々の不正問題の追及とコロナ対応の不手際に耐え切れず、コロナピークアウトを花道として辞任するしかなかった。安倍晋三には、夏場は乗り切れたが、冬場は本気で危ないと分かったのだろう。辞任の挨拶は8年間を締めくくるものなのに、コロナへの懸念を示すものだった。
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菅義偉は三度失敗を重ねた。ピークアウトの過大評価だ。GoToの最中のピークアウトはGoToと感染には相関関係が無いと勝手に解釈した。関連を示すエビデンスは明確でないという医師会の話を自分の都合で捻じ曲げてしまった。
第1波は収束の形を見せたが、第2波は決して収束させることが出来ていない事実を無視した。自発的な自粛のなかでも、収束に至らない事実に目をつぶってしまった。見損じではない。菅義偉の意思によるものだ。
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第3波は明確な形で現れた。昨年の武漢の時期に符合するように、本格的な冬を迎える前に第1波、第2波をはるかに上回る大流行。
菅義偉はまたも失敗を重ねた。安倍晋三のようなフットワークは持ち合わせていない。誰の目にも明らかな現実を見ても、臨機応変の政治判断が出来ない。リーダーの資質に欠ける自分御弱点を知りながら、総理の椅子に座ってしまって、菅義偉には本当に必要な相談相手も失っていただろう。菅義偉に近づく奴が本当のことを言わなくなるのを菅義偉自身がよく知っている。
言葉(詭弁のことも多いが)で飾れば、物事は動いていくと思っているのだろうか。ウイルスもマネーも国民も、菅義偉に忖度などしない。国民の命を、命と暮らしに言い換えても、事実においては何も変わらない。
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明日、菅義偉は新たな経済政策を発表するらしい。それが次に失敗を重ねることにならなければよいが。
(続く)
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菅義偉の出鱈目マッチポンプ経済政策?
今の政府の矢利用はただのマッチポンプ。世界中から笑われているかも知れない。
- 経済再生と言う名目で、税金使って、人を動かして、感染を広げる。
- 一方で、税金を使って、感染抑制のために自粛させ、感染を抑え込もうとしている。
- これを小刻みに交互に繰り返している。
- 国民も国庫も疲弊して何も残らなくなる。
- 命も経済も両方大事と言って、効果を打ち消す政策を続けて確実に金(大事な税金)だけが減っていく。どっちも転ばないのだから永久運動に見えるが、金が尽きたら終わる運動だ。
- 残るのは、高齢者の死亡数。廃業した零細企業数。積み増した膨大な借金。
- 還流の仕組みで、利権に群がる一部の人だけは美味しい思いをしているかも知れない。菅義偉がGoToを止められない理由は案外最後の黒い闇の中にあるのかもしれない。
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https://toyokeizai.net/articles/-/393686
「Go To」は史上最悪の経済政策かもしれない
気持ちは分かるが、菅政権は過ちを犯している
小幡 績 : 慶應義塾大学大学院准教授
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2020/12/05 11:00
新型コロナの影響で、ついに通天閣には赤信号。なぜ筆者は「Go Toは史上最悪の政策」と言い切るのか(写真:アフロ)
いま政治の世界では、分断を拡大するのがはやっているらしい。
アメリカの分断はドナルド・トランプ大統領が深化させたが、日本の分断は菅義偉首相が作ったのではないか。
Go To分断だ。
明らかにこれほど間違った政策もないが、さらにこれほど、ほとんどすべての有識者が間違った批判をしている政策もない。その結果、Go Toは日本中を混乱に陥れてしまった。Go Toは「史上最悪の政策」だ。
なぜか。説明しよう。
(以下省略。オリジナルサイトをチェックしてください)
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