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手順A:
- 最初にリバランス用ファンドを決める。債券型(R1%)+株式型(R2%)2種類。
- 債券型R1のパーセントは自分の年齢。R1+R2=100パーセント。株式型R2は100マイナスR1。
- 持っているファンドを並べる。価額の小さいものから順番に。
- 持っているファンドの価額トータルFTLを算定する。仮に500蔓延としておく。
- 次に百歳になるまでの月数を計算する。例えば現在55歳の人なら、百歳まで残り45年間に月数12月を掛けると540か月になる
- ファンドトータル500万円を540か月で使い果たすと考えると、月々の配分は単純に500万円÷540か月=9259円。
- 小さい順に並べたファンドを価額が9259円になるまでピックアップする。ピックアップしたものは解約・売却にて換金。
- 得られた金額は全部生活費は遊興費に使っても良いが余裕があればリバランス投資に充てる。その時の購入割合は債券型(R1%)+株式型(R2%)。
- この手順を毎月100歳になるまで繰り返す。
- この手順には一部矛盾が含まれている。不幸なケースではデッドロックに陥る。
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手順B:追加または基本の施策
- リバランスファンドを2種類決めること。そのパーセンテージは年齢で決めること。は共通。
- 55歳なら100歳まで540カ月。これも同じ。違うのはこれ以降:
- 540か月=540回での引き出しは「1÷540×100パーセント」の引き出しと等価。
- 先の手順では少額ファンドから解約・売却していったが、ここでは全てのファンドが対象になる。1/540=0.00185.0.185%。
- 全てのファンドにこのパーセンテージ分の解約を行い換金する。
- 余裕金はリバランス投資に回すところは先の手順と同じ。
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- 手順Aと手順Bは併用する。
- 手順Bは一見面倒に見えるが定期売却サービスを利用すれば初期設定だけで後は手間が掛からない。
- 手順Aは単純だが実務的には毎月繰り返す作業はかなり面倒。この事例では単純に毎月1万円と決め打ちにする。リバランスでリスクヘッジしているので年1回の見直しで十分。
- リバランスファンドは手順Bに含めること。手順Aのデッドロック回避。
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手順A:捕捉
- 毎月の解約額の概数算定:単純で分かり易い数字。ここでは1万円。計算値より大きめにしてもリバランスのスピードが速くなるだけで影響は限定的。
- ファンドを並べる
- ファンドに解約の日付を入れる。月別に1年分。3か月分でも、1か月分でも、構わない。
- 「1.5カ月(45日)」を経過しても解約しなかった(見送った)ファンドについては、改めて解約テーブルに入れ直す。
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- 実績の記録
- 解約の実績の記録は証券会社の記録とは別にとることはしない。面倒な上に有効性も認められない。
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預け先関係なく評価額の小さいものから処分
同じ銘柄があちこちにあると、細切れだから直ぐに処分終了、
もしくは合算して考えるのか
キープコンセプト
面倒は避ける
合算は止めよう
単純な契約単位
預け先が別なら契約も別。口座区分が違えば別契約。
解約の順番が決まれば、次はアマウント。
解約アマウント=(当該月度の残高)*(当該月度の解約率)-(当該月度の自動解約)
一見それらしい式を書いてみた
面倒すぎるわ
ここで一工夫
【個別定期解約】
- 個別売却=定期売却サービス利用
- 全銘柄について個別部分解約。
【合算一括解約】
- 合算売却枠:ここは単純に売却額を算定するだけ。アマウントA
- 解約:ここでアマウントAに達するまで少額契約から解約する
- 一工夫:解約は契約先(証券会社)を問わない。
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ファンドの処分または解約の為の手順書
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ファンドは気まぐれで買ったり積立で根気良く買ったり。ファンドは色々な目論見で設定されている。気が付けば銘柄もばらばら。証券会社とか銀行とか取り扱い先も色々。成績もばらばら。時間を掛けているものは黒字だが、昨日今日手を出したものは黒字にはならない。どんな状況であれ、最後は解約換金。
時間を掛けた銘柄。幸運に恵まれた銘柄。これらは比較的額が大きくなっている。
逆に、
時間を掛けていないものや、運に恵まれなかったものは比較的その評価額は小さいままだろう。
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価額の小さなものから処分する。
管理する銘柄数が早く縮小できる。
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売却配分比率(120*10年+90*15年)から算定される売却額に見合う分のファンドを少額のものから積み上げる。単純で分かり易い。
個別売却と合算売却は別の丼(どんぶり)勘定。
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