COVID-19, 第2波の嘘


4月8日に新型コロナウイルス感染症で緊急事態が宣言されて自粛一色の日本だったが、緊急事態宣言の解除は5月14日と25日と2段階で出された。

解除と同時に人の動きが活発になってきて、懸念されたとおりの新規感染者がまたすこしずつ増えてきた。所謂。第2波と言う奴だ。

当然。

ウイルスは体内に潜んでいる。陰性タイプで潜むもの、陽性無発症で潜むもの。陽性軽症発症で潜むもの。

対策の基本は3つしかない。

(1)ウイルスが全く存在しない状態を作る。最初の状態、及び、治療でウイルスを撃退した最後の状態。
(2)ウイルス感染者が完全に隔離された状態を作る。
(3)ウイルス感染に対する抗体を全員が持っている状態を作る。
1人1人が自分は、現在ウイルスに感染しているか、過去に感染していたか、まったく感染歴がないか、について知る必要がある。

自分状態を知ることで自分の行動をコントロールできる。

為政者は市中の状況を把握できることで、医療施設、隔離施設、治療薬及びワクチン、予防施策の衛生用品の在庫適正化、人の移動コントロールの適正化を図ることができる。

個人ベースであれ、政府行政ベースであれ、状況が科学的に把握されていて初めて正しい行動がとれる。なんて子供に笑われそうな常識だが、今の日本ではまるで出来ていないし、明確に課題としても鱈得られていない。

我々は、安倍晋三から隣家の赤ん坊に至るまでメクラ状態なのだ。

検査体制を、受け身的な発症者に対する検査だけの体制から、状態把握に向けたアクティブな体制に変える必要がある。

アクティブ検査こそがウイルス感染症を見る目なのだ。

-

緊急事態解除には目を持っていることが条件。

新規感染者の数をカウントするだけの目で解除に入るなんて馬鹿のやること。国民の命を懸けたギャンブルだ。

これも「悪魔のシナリオ」。第2波、第3波、と続いて、少しでも高齢者を減らしたいのだろう。

-

国民は正しく理解することだ。

受け身の検査だけでお茶を濁す態度の政府は本気でコロナと戦っていない。

解除されても、対応は何も進歩していない。最初と同じ。だから、自分で自分を魔折ることを続ける必要がある。経済は二の次だ。のこのこ街に出てはいけない。

今の内閣のやり方では安心などどこにもない。

/

果たして、今は第2波か。第1波が終わっていないだけだ。

沸騰している鍋に蓋をしたからといってお湯が水に戻る訳ではない。 うっと煮えたぎっている。

ウイルスは陰性のまま、無発症陽性のまま、隔離されず市中に生き続けている。

新規の感染発症者が減った時にこそ、積極的に検査を進めて全体の状況も把握すべきなのに、何もやっていない。政府も、専門家も、自治体行政も、馬鹿なんだ。

/

セカンドウェーブは、本来なら、新しい刺激、切っ掛け、要因によってもたらされる。

今、ぞろぞろと動き始めているのは、第2波ではない。第1波がまだ終わっていないだけだ。

/

安倍晋三内閣は第2波と言うに決まっている。マスコミもそのようにリードするだろう。成功物語にしたいから。馬鹿馬鹿しい。時間を止めていただけで、ウイルスは何も撃退できていない。

/

過去 30 日間

過去 1 年間

人気の投稿