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沖縄へ行って記念にシーサーを買う
一緒に行った子供も買っていた
家に帰ったら
いつの間にか
自分で買ったシーサーが無くなっている
子供が持ち帰ったらしい
これがNG行為とは気づかないようだ
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信じようが信じまいが
シーサーの「気」が呪いに変る
シーサーは守り神だ
シーサーに「気」を注いだ人を守る
自分を選んでくれた人を守る
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勝手に持ち出したり
盗んで手に入れたもの
持ち主の「気」を解かないで手に入れたもの
守り神になる訳がない
むしろ
逆の働きをする
その人に「呪い」を掛け
その人の「運」を食い尽くすだろう
本来の持ち主に戻すのが本来
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もう何年も前の話だ
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本来の持ち主に戻して「気」を解いてもらうなら
シーサーは新たな歩みが可能になるかも知れない
最初の持ち主によって砕いてもらうなら
それが天に帰る道筋になって最も望ましい。
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気と書いたが、此処には感謝も恨みも何でも入り込む
シーサーに限らない。お人形や置物は注意を払うこと。
最初の持ち主の気が抜けていないことが殆ど。
ブックオフとかで可愛いものを見つけて家に持ち帰るのはリスクでしかない。
人形と会話ができるようになっていれば、人形の気を確認することができる。そういう人は少ないけど。
会話を通して、前の人の気を静めることもできる。手に負えないと分かることも。
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その時。子供は自分が買った小さなシーサーを置いて帰った
その小さなシーザーはもう何年も目に涙をためている。時には怒りの光を放ちながら。
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