アクセルとブレーキを同時に踏む:NG?
愚かな行為の代名詞
証券口座の積立と取り崩しを同時に指図
愚かな資産運用
銀行の普通預金口座
お金の出し入れが随時同時に行われる。
超低金利の今は銀行口座でお金が仕事をすることは無い
出し入れで手数料が掛かることも無い
銀行口座の出し入れは問題にならない
証券口座の同時運用は、手数料の負担の無いものを選べばよい。税金の計算が面倒になるが、証券会社に任せておけば済むこと。複利効果の喪失は、実際は小出しにしようが纏めてやろうが変わらない筈だ。
分かり易く言えば、
- 「高成長ファンド」は、複利効果が大きいので、手を付けるタイミングを遅らせる。
- 「低成長ファンド」は、複利効果が小さいので、手を付けるタイミングを遅らせても得られるものが少ない。
- 従って、一律に売却してはいけない。低成長のものから優先して売却することだ。しかし、その場合、低成長の債券ファンドが優先売却になるので、リバランスの方向とは矛盾することになる。
- リスクを考慮すると、高いパフォーマンスのファンドはいきなり下がることもある。複利効果はメリットであり、リスクである。
- 結局は、一律に定期売却を進めることが安全で確実な運用になる。
- 従って、積立中の債券ファンドも株式ファンドも、並行して売却を進める。
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【結論】
アクセルとブレーキを同時に踏む:OK!
- 定期売却に例外ファンドは作らない。積立中のファンドも売却対象に入れる。
- 「個別売却」は個別に売却率を設定する。5年ごとに見直す。
- 「合算売却」はリバランスを考慮すると面倒なので残高の小さなものから優先して処理する。
- 債券ファンドは銀行預金の代用ぐらいに考えて運用しても良い。
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ハイブリッド定率定期売却
定年後、あるいは後期高齢後、健康寿命までの年数を一律に売却すると、人生ステージの反映が難しくなる。目標寿命(?)までの年数を人生の2ステージあるいは3ステージに分けてハイブリッド型に設計する。
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