ダイヤモンドプリンセスの隔離政策は日本の恥晒2


面白い(興味深い)発表があった。

中途半端な隔離は問題なかったと言いたいのだろうか。厚生労働省の無策愚策を応援するつもりだろうか。漢数字多用も今どきユニークだな。自己本位の組織と分かる。

最初の感染者乗客(中国人?)は1/20横浜乗船、1/25香港下船。この5日間で感染した人(乗客・乗員)は、2/4まで10日間更に感染を広げている。感染から発症まで潜伏期間は2.5日平均だから、2/4には感染発症者は累積していて最大になる。

このグラフはデータの根拠(前提)が不明だが、隔離が成立しているなら、発症者数は測定の最初の日に最大になっていなければいけない。

乗員の発症者数が増えているのは無策の象徴。誰が乗員スタッフを守っているのか。

乗員に感染が進んでいるなら、乗員から乗客への感染がないと言い切れない。 あると考えるのが常識。

陰性の定義があいまい。なにも発症していない人は陰性としてしまった。相当数の下船ではウイルス検査をしないで済ましてしまった。保菌者も陰性扱いでシャバ(下界)に出たと思われる。

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再検査をすると陽性が新たに出て隔離期間の延長が余儀なくされることや、隔離後感染(乗員から乗客への感染)が顕在化して、杜撰な隔離の実態がばれ収拾がつかなくなるから、兎に角、下船させたもの。

厚生労働省の不都合を隠すために、日本中に保菌者をばらまいたことになる。次は市中感染として責任の外に置くのだろう。

2人職員の感染すら市中感染と言ってすまそうとしているらしい。



グラフが分かりにくいのは、陽性(感染者)、陰性の数ではないこと。発症者の数。感染していても発症していない人がいる。 一定の相関関係はあるが、感染数は広がり続けた可能性も高い。

あと、グラフ自身がまだ途中の印象だ。陽性反応の数字もでていりが、それは反映していない。



https://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2020022002000089.html

客室待機前に多数感染 国立感染研がクルーズ船分析





 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で起きた新型コロナウイルスによる肺炎(COVID(コビッド)19)の集団感染で、国立感染症研究所は十九日、乗客の感染の多くは客室待機が始まる五日より前に起き、待機後も続いていたとの分析結果を発表した。感染は船内で行われたイベントなどを通じて広がったとみられる。一方、十日以降は乗員の発症が増加。一部の乗員が船の維持に必要な業務を続け、隔離が不十分だったとの見方を示した。

 感染制御の助言のため船に入った日本環境感染学会の桜井滋(しげる)・岩手医大教授は「感染には二回の波があった」と指摘。「最初はパーティーなどの乗客同士の交流だったがその後、乗員のサービスの提供で広がったと推定される」と話した。

 感染研の報告書によると、分析対象は十八日までにウイルス検査で陽性となった五百三十一人で、うち四百六十六人が乗客、六十五人が乗員だった。二百五十五人(48%)は症状がなかった。

 発症日が分かった百八十四人のうち三十三人は、客室待機が始まる五日以前に発症。六~九日には乗客七十九人、乗員十人の計八十九人が発症した。潜伏期間を考えると五日の客室待機開始前に一定程度、感染が広がっていたのは明らか。その後発症者は減少傾向にあるため、客室待機は乗客の感染拡大防止に有効だったとした。

 十日以降は乗員の発症が増加。十五日までに乗客三十二人が発症した。乗員は三十人だった。隔離が不十分で乗員に感染が広がったとみられる。乗客では患者と同室の人が発症するケースが多くなった。

 ただ専門家の中には、症例数が限られている上、今は症状がないが今後発症する人もいると考えられるため「客室待機後に感染が減ったとは断定できない」との意見もある。



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https://www.yutakaclub.co.jp/tourdetail/point/4589

旅行日程

日程日付寄港地
11月20日(月)横浜
21月21日(火)クルージング
31月22日(水)鹿児島
41月23日(木)クルージング
51月24日(金)クルージング
61月25日(土)香港(中国)
71月26日(日)クルージング
81月27日(月)チャンメイ(ダナン/フエ)(ベトナム)
91月28日(火)カイラン(ベトナム)★
101月29日(水)クルージング
111月30日(木)クルージング
121月31日(金)基隆(台湾)
132月1日(土)那覇
142月2日(日)クルージング
152月3日(月)クルージング
162月4日(火)横浜
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