緊急事態宣言|オミクロン以後

 

岸田文雄のオミクロン対策

本当にこの人は何もしない人だとよく分かった。

色々な人の意見を聞いて回り調整役は出来るけど、結局、そこまでの人。

会社の中で言えば、所謂、事務屋だ。

新しい局面になると足がすくむらしい。

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緊急事態については検討もしていないと国会で答弁している。完全な馬鹿だろう。

総理たるもの、内閣、政府は常に検討していると答弁すべきだろう。リスク管理の一環で、24時間365日、リスク管理活動が止まることはない。

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岸田文雄が緊急事態宣言を出せない理由は「聞く耳しか持っていない」からだ。限られた情報から最善の策を決断していくことが出来ない。どんなに優秀な事務屋も、マニュアルの無い世界ではゴミスタッフと変わらない。

傀儡にできるから裏に隠れた権力者の都合はいいが、国のリーダーとしては最低だ。

3回目接種/ブースター接種で河野がハンマーが壊れるくらい警鐘を鳴らしても、馬鹿コロナ担当大臣(女性!)ともども何もしないですくんでいた。結果は見事に超後手。アベノマスクの不始末より深刻な事態なのに。大手町の接種人数を5千人増やして帳尻が合う訳ではない。このような感覚のずれはトップには全く相応しくない。

河野太郎を副総理格で取り込んで目前の難問を打開していくべきだろう。

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緊急事態オミクロン編

コロナの第1弾はその致死率が脅威だった。高齢者に於いては20%の報告もあった。安倍晋三は緊急事態を出して人流を止めた。敵(ウイルス)の様子がよく分からない中で適切な発布だった。

安倍晋三は、しかし、アベノミクスの呪縛でクレイジーだったから、中国春節の人流迄止めようとしなかった。国の危機を前にしても、自分の名誉か欲望が顔を出す愚かさ。

その失敗(人間としての拙さ)を知るから、第2波で、あっさり政権を放り投げた。

引き継いだ菅義偉の取り組みもお粗末な限り。でも、ワクチンだけは周回遅れを盛り返す結果をもたらした。勿論、河野太郎の頑張りに追う所だろうが、菅義偉が後ろで支えたのなら悪くない。

自宅死。自宅放置死。菅義偉の成果だ。いまだに鎮魂の旅に出ていない菅義偉は人間性そのものに疑問がある。

専門家も含めて何も学んでいないことに驚く。

  1. コロナは感染しても何も問題にならない人が相当の割合でいる。発症しても軽微で収まる人。発症すらしない人もいる。
  2. コロナが暴れる人もいる。この時は苦しい思いをする。(1)肺を直接攻撃される人。(2)過剰反応の部位でダメージを受ける人。(3)もともと体調が不十分な人(高齢者・疾患者)の場合は、(1)(2)によらず深刻な事態になる。
  3. 重要なのは、上記のカテゴライズは結果論であって、臨戦臨場においては、自分がいつ、どのカテゴリーに組み込まれるか分からないと言う事。軽症のつもりでいた翌朝は瀕死の従者になっているとか。
  4. コロナの特徴は症状の急変化。耐力の弱い人、ハンディを負っている人において、急変化によるリスクは高いが、ハンディの無い人(自覚していない人?)でも急激な症状変化のリスクがある事。
  5. この特徴は、基本的に、アルファからデルタ、オミクロンを流行の主が変わっても共通している。
  6. だから、対策のフレームワークの中で重要なことは、「リアルタイム監視と即応体制」に尽きる。

コロナ側オミクロンの戦略:

これは常識の延長で考えれば十分。深部(肺)感染では増殖まで時間が掛かるが、残部(喉)感染なら、早い増殖が可能。潜伏期間が短ければ、感染速度も速い。

残部感染は、エアロゾル感染・空気感染をも実現している可能性がある。 こうなるとスパコンのシミュレーションなど無意味だろう。

身体的弱者に到達したら、残部から深部への移動も早く出来る。一定の確率で深刻な事態を引き起こす。

感染対策の常識

感染症にはワクチンが既に開発されているなら流行直前に接種しておく。⇒岸田:全くの手遅れ。

感染しているかどうか。基本的に体調(気分)・体温・発汗・咳・呼吸(苦しくないか)を個人個人が把握。

感染しているかどうか。感染の可能性を疑う場合、感染させてはいけない人とコンタクトする場合、ウイルス検査。⇒岸田:十分検査体制を用意できていない。

治療。初期段階。コロナ用のクスリらしきものが幾つか開発されているので、服用。 体調が悪くなければ、安静にしている必要もない。⇒症状急変のリスクがある場合、24時間監視体制相当が必要。⇒岸田:何かやっているかな?

治療。中後期。症状や状況により、入院、通院、往診。⇒ベッド、先端機器、スタッフ。⇒ここが溢れると医療崩壊。⇒岸田:把握できていない。

オミクロン対策の常識

既に感染者が市中に十分な数だけ存在する場合は有効なシャッターは作れない。空気感染の側面も考慮すれば、マスクの効果も限定的。

感染者の隔離:あまり重要でない。其処ら中をウイルスが飛び回る中、一部の発症者を隔離しても意味がない。

濃厚接触者の洗い出しと隔離:洗い出しもどうせ中途半端だし、洗い出せても隔離する意味はない。ウイルスがいくらでもいる中で一部の隔離は無意味。

自覚の有無によらず、容態急変を検知する仕組みが必要。24時間繋がる電話、メール、遠隔計測できるヘルスメーターなど。

本人の申し出、または医療機関の判断で、24時間監視の対象に組み込む。感染者全員を対象にするのでなく、年齢、基礎疾患、体形(体質)などで判断する。ここは厳しくしないことが肝要。

感染前の身体的弱者の保護施策。 政治家にとってはここが一番大事。転んだ後の手当ては、厚労省・医療機関など専門職集団のお仕事。

既に、病院や関連の施設に入っている場合は、施設内感染防止は医療関係者の仕事。自宅にいる人、普通に仕事をしている人で、弱者の場合はどうするか?

自己隔離を支援する。自己検査を支援する。

リモートワーク、田舎疎開、ホテル退避、検査キット

オミクロンの特徴を踏まえた「緊急事態宣言」は、これら自主隔離を支援することを政府として、また地方自治体へ要請する内容でなければいけない。

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