デジタル時代の定年ライフ|2005/10/07





2005年10月16日
定年を迎えて考えること
今までの自分とこれからの自分がある。

時間を巻き戻すことは出来ない。反省することは多くあるがその反省を生かす機会すら無さそうだ。だから、反省は単なる悔やみになる。伝える相手、子供や孫が居れば、また違うだろうが子の世代は別世界。

人生を共有してきたはずの配偶者も、今ではどれくらい同じ人生だったか分からない。

それでもあなたはセカンドライフに進まなければならない。自由な選択の人生のセカンドライフと思っていたら、ますます行き場のない窮屈なものになりそう。

喜んでもらえることが、また、自分の喜びであった。でも、自分だけが残ってしまったら、喜んでくれる人が居なくなってしまったら、私には何も無い。

花を育てたり、ペットを飼ったりしたところで、心の隙間は満たされない。旅行に出ようが、美味しいものを食べようが、一人では砂の世界。神に心を預けようとしても一人芝居。確かにそこには寂しい人たちが集うから、形だけは慰められる。その時だけ。

だから、

老人は構ってくれる人に騙されてしまうのです。

本当は子供らに嫌われたくないしそばに居て欲しいのです。でも子供は帰ってこない。

だから、ホームに入ったり、無理やり田舎暮らしを始めたりします。そこは干渉することが是の世界。干渉されることを望んでの転出です。少々の苦労には鈍感になる覚悟で。



培ってきた夢、暖めてきた夢は、いつの間にか心の中で風化してしまった。
[ 投稿者:Sophie at 23:29 | 人生 | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

2005年10月15日
ボージョレ・ヌーボー
その年に収穫したブドウで作るぶどう酒のことだと思うが、熟成が進んでいないのでワインとしては質は知れていますが、まだ青いところを楽しむ前提なので、また違った喜びがあるんでしょう。

季節の品として少量を静かに楽しみたいものです。

上質な肉の加工品が肴。

11月17日が解禁日(販売開始日)とか。

サントリー、キリン辺りが輸入していて、大手の量販店も調達しているから、簡単に手に出来ます。とは言っても予約だけはやっておかないと気が付いたら売り切れの場合も。ただ、今年はそれほど上出来ではなさそうで、一昨年のように品切れにはなりません。

定年と関係ない話だと思わないでくださいね。ここの心は、定年になると季節のリズムが狂ってくるものです。予算、人事、大会などなど会社は(社会はの方が正しいかも)いろいろ季節、時期に応じてストレスを与えてくれます。

定年後は従来以上に季節を意識する必要が適度なストレスを作り出して健康に良いと言うことです。ですから、季節のものは、出来るだけ積極的に召し上がりましょう。

ワインが苦手なら、日本酒が「ひやおろし」とかの名前で今年収穫した米から作った少し高いですがお酒を出しています。

残念ながら、ワインも日本酒も、どの銘柄がお薦めなのかの品定めはで来ません。名前、値段、デザインぐらいを手がかりにいくつか飲んでみて、段々と口合うものを選んでいいのでしょう。

そこは、ゆっくりマイペースで。
[ 投稿者:Sophie at 18:16 | 健康 | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

2005年10月13日
定年退職
熟年離婚の第一話が始まる。 定年退職の挨拶を職場でしていたが、今時少ない光景ではないだろうか。 役職定年とかで、その部門のサブで居られるうちはともかく、老人ばかり集めた職場、訳の分からないところへ出向させられたりして、それでも60歳はやってくるから挨拶はするものの、目の前に居るのは何の思いでも共有していない、どこかの爺どもに違いないからだ。 しかし、第一話。これじゃ「親父」が気の毒。定年退職を待ちかねていたように離婚を妻が口にするけど、フェアじゃない。もしその気があるなら、そう決めた日に言うべきですね。それを言ったら「お父さん」は頑張ればないと知っていてわざと黙っていたのなら完全な騙し。詐欺です。 これじゃ、第二話以降も暗い話だね。時代を捉えているかも知れないが、何も残らない虚ろなドラマに終わるかも。
[ 投稿者:Sophie at 21:18 | 人生 | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

2005年10月10日
熟年結婚
離婚があれば結婚がある。

でも、熟年結婚は怖いね。結局のところ、引きずる過去が違うから、少しも過ちも修正がしづらい。正常な精神状態のときは、いい大人だから踏み外す心配はないが、そうでない時は思わず本音・本性が覘くから、心配になる。

それより、問題は家族かも知れない。



ところで、こういう題名のテレビドラマが始まっているそうだ。この時代ということで誰でも同じことを考えていrんだね。有名な俳優さんがやるんだけど、返ってリアリティはなくなるかと。
[ 投稿者:Sophie at 16:55 | 家族 | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

熟年離婚
セカンドライフのスタートに当たり、一度考えておいていいでしょうね。

熟年離婚の勧めではありません。今までの反省を自分なりにやっておくことが大事と言う意味で考えてみるのです。

掛けていたものがあれば、それをよく認識し、勿論、その理解が共有されていれば素晴らしいですが、そういう頼ると言うか迫るようなことが控えた方がいいです。

知っておくこと/知ってもらうことと、共感することには距離があります。それもまた理解してください。
[ 投稿者:Sophie at 11:25 | 家族 | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

2005年10月09日
禁酒
もしあなたが、キッチンドランカーなら、直ぐに自分を強くして、その習慣を、依存症をやめるべきです。

セカンドライフでもう一度やり直そうとしている時に、つまらないものを引きずってきてはいけませんね。

断酒である必要はありません。自分をコントロールできる範囲。自分の精神と肉体とお財布に障らない程度に嗜み、楽しんでください。
[ 投稿者:Sophie at 20:32 | 人生 | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

禁煙
タバコが”ろくでもない”ことは周知ですが、引きずってきた人は、定年までにはしっかり禁煙しておくことです。殆んど手遅れかもしれませんが、生活習慣そのものを改めましょう。

タバコを探して必至にもがく老人。むせ返りながらもタバコが放せない老人。タバコを切らしてイライラしている老人。そういう人がセカンドライフのパートナーでは困りますね。

自分が苦しむだけでなく、周囲を傷つける。そう言う人は、自分もパートナーであるあなたも、誰も愛してはいない。少なくとも逞しい強さを失っている。

禁煙を手伝って必至で実現してください。


続きを読む ...
 
[ 投稿者:Sophie at 20:26 | 人生 | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

2005年10月08日
「思い出」旅行
定年を迎える前に、一度(何度でも結構ですが)、思い出になる旅行をやって置いてください。

時間が出来てからと考えても、上手く行きません。平常心を失った状態での旅行は案外楽しめません。出来れば現役時代に、夫婦二人だけの冒険旅行を。それはセカンドライフに向けた新しい絆作りなのです。



続きを読む ...
 
[ 投稿者:Sophie at 15:01 | 人生 | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

相続問題
もし、自分の財産を誰に相続させたいか、考えがあるなら、これも整理しておくことが奨め。

相続をどうするか考える時に、見えていなかった問題が見えてくるので、年齢や保有資産の大きさに関係なく早めに。

贈与税の問題もありますから、自宅の始末については本当に早く決めておいていいでしょう。夫名義が大半で、寿命は妻の方が長生きですから、放って置くと無駄な税金を納めるだけです。

年間110万円までは無税ですね、確か。これがベストです。亭主より20年長く生きるのですから、1円の税金も無駄には出来ません。

通帳を作りましょう。贈与証明用の通帳です。これは手を付けてはいけません。

[ 投稿者:Sophie at 14:53 | 人生 | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

ローンの整理
住宅ローン、教育ローンなど、あなたはまだいくつか持っているかも知れません。

定年までに始末を付けておきたい。75歳までローンは可能になっていますが、融資側が担保を取り上げるだけですから、そのような目に遭えば今までの苦労が水の泡になりかねません。

そのほかに負債がないか、全体の整理をしておきます。
[ 投稿者:Sophie at 12:04 | 人生 | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

保険の整理
先ず、サラリーマンから一人の自由人になるとき、保険の環境は大幅に変わる。

健康保険証が変わる。会社の健保から、国民年金保険のものに変わる。

生命保険、損害保険も整理したい。

一つ一つ、目的をはっきりさせて、取捨選択をやる。

生命保険の場合、死亡時の保証となる死亡保険は既に意味が小さくなっている。怪我・病気の時の介護、入院・通院保証が中心になる。
[ 投稿者:Sophie at 11:15 | 人生 | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

病院を決める
歳を取ると検査が出来ない。病院間の情報の交換は殆んど期待できない。紹介状を書いてもらっても、医者も責任を果たすを建前に他人の検査結果はあまり当てにしていない。測定方法が微妙に異なるから、やはり自分のデータベースに納まるデータにしたい訳だ。

だから

そう言う負担のないように、病院は決めておいていいのだ。今まで掛かったことがなくてもこの病気ならここと言う具合に決めておく。
[ 投稿者:Sophie at 11:09 | 人生 | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

健康であることに何処まで拘るか
健康が一番と言うのは易しいです。しかし、若者のような訳にも行かないのは自明ですから、自ずとほどほどの線を設定しておかないと、返って精神的に追い込まれます。

あえて言えば、健康より楽しむことを発想の原点に置きたいですね。
[ 投稿者:Sophie at 00:56 | 人生 | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

定年までに必要な蓄財
どれだけ貯金を持っていないと安心できないか。

あなたが独身、夫婦だけ、子らと同居、子供はいるけど同居しない、様々ですね。家計も様ですから、簡単でないです。

自分で自分の家計をコントロール使用とする場合は深刻ですが、諦めてしまえば、あなたの配偶者でも、子供でも、譲れるものは譲ることにすれば案外悩みはありません。

ここでは、老夫婦だけが生計して行く前提で考えます。しかし、内容としてはシルバーシングルについても一緒に考えましょう。どの道、一人であなたは最後の旅に出るのですから。



定年前の平均月収を確保したい。生活レベルを下げたくない。そう思うのが人情ですが、ここは逆転の発想でお願いしたい。

定年の前に成果靴のレベルを見直してください。贅沢病を振り切って置いてください。
[ 投稿者:Sophie at 00:43 | 人生 | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

役職定年
これが姿を変えた新しいリストラの一つ。

何歳までにどの役職に達していなければ、その人の会社のトラックラインは帰るというやり方は大昔から例えば日立などでは行われていました。

それを、どこかの会社が見習って、リストラ候補生に対して更に露骨にえげつなく進めています。

酷い話で後だしジャンケンの一つです。若いときは頑張って仕事と手当てはマイナスバランス。歳を取るとそれが逆転してプラスバランスでした。従来は。それを突然、プラスマイナスゼロバランスにしようと言うのです。全くの新人だけにそれを適用するなら、妥当な設定ですが、既存人にも適用すると、今までマイナスで来た人はプラスがなくてゼロが来るだけですから明らかに損するわけです。

世の中の不景気を悪用して、会社の状況が厳しいから協力して管再を葵のご紋のように掲げて進めてきました。しかし、松下などは好景気になってもたずなを緩めず首切り、リストラ、経費節減の道を暴走しています。
[ 投稿者:Sophie at 00:32 | 人生 | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

定年延長を当てにしないで下さい
労働力不足という国家としての基本的な問題が、景気の再浮揚とともにより深刻なものとなります。日本人の外人コンプレックスは以前ほど出ないにしても、外国の人に任せる職場には限界がありますから、また年金問題も残ったままですから、放って置いても直ぐに定年延長は国家の要請として明確になります。それに、最近のシルバーは自分がシルバーだなんて誰も思っていません。

ですが、

それで、あなたの人生設計を変えてはいけません。
[ 投稿者:Sophie at 00:16 | 人生 | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

リストラ
リストラとカタカナであっても要は突然の首切りですから、サラリーマンにとってこれほど厳しいことはありません。

社会的信用も有りますから、首切りのイメージとならない方法を取ります。

それでも定年間近の人は絶対に会社の首切りやのターゲットです。彼らは狩人のような快感を首切りに持っています。仕事だから割り切ってやっていると言うのは体裁の話で、本当に首狩族になりきっての確信犯です。

ですから、彼らが何処かで返り討ちに、それも本に気づかないところで痛い思いをしても誰も同情はしません。当然ですね。

さて、リストラはそれでも突然やってきます。やってきたはずです。自分だけは違うと思っていても突然、名目は何であれあなたを襲ったはずです。
[ 投稿者:Sophie at 00:09 | 人生 | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]

2005年10月07日
「女たちの定年」ブログを始めるに当たって
このブログはこれから定年を迎える人、既に定年を迎えてしまった人、もしくはその家族の人たちに、新たな人生、セカンドライフに向かう勇気とパワーを送ることを目的としています。

内容としては、まだ明確な構想を持っている訳でもありませんから、シルバー人生ならではの気づきを文字にして行くことを暫く続けます。

PS,最初、「正しい定年の迎え方」としましたが、どうしても暗い内容になりそうで止めて、「楽しい定年」を次の案としました。最初はこれでスタートしたのですがこれでは又違ったものになります。「妻達の定年」とするとかなり方向が定まった感じでしたが、シングルマザーもいればシングルシルバーもいますから、言葉はやや強くなりますが、「女達の定年」にしました。「女たちの定年」の方が文字としては、多分意味的にも良さそうですから、その内変えることになるかも知れません。漢字2文字の間を「の」で繋ぐのもお洒落かなと思いますので案外このままかもしれません。詰まらない事ですが、看板にすると気になります。


続きを読む ...
 
[ 投稿者:Sophie at 23:53 | 人生 | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集/削除 ]





過去 30 日間

過去 1 年間

人気の投稿