Dependence|依存症という悪魔




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依存症とは何か?

多分、ネットを検索すればいくらでも解説を見ることができる。様々な体験談もあるだろう。

依存症そのものは、人の脳の働き方に起因するもので、シンプルなメカニズムで発症する。

どんな仕事でも、どんな要因でも、達成されたと認識された時に脳はご褒美を貰える。人の達成感、満足感には裏付けとなる脳内ケミカルの分泌がある。

ご褒美が欲しくて人は更なるチャレンジに向かう。健全な成長の姿に見える。成功体験が教育あるいは成長過程で必要ない理由だ。

酒などは直接脳に働きかけ手軽に脳はご褒美を手にした。

ドラッグは更にダイレクトに脳を刺激する。

読書。勉強の為と言う部分もあるが、依存症になっているケースもある。読後感想文・批評などをスルーする類は危険。

ビデオも同じ。録画機もあるがこの頃はネットもサブスクもあるから、朝からビデオ視聴に浸りきる人もいる。 

仕事中毒。家庭や社会と断絶して仕事に逃げ込んでいると見えなくもない。

依存症とは、その人の経験、リアルであろうが、バーチャルであろうが、善行であろうが悪行であろうが、意図的であろうが、偶発であろうが、経験によって満足感を味わことから始まる。

その満足の再現が重要かどうか?

それはその人の置かれた環境によって決定される。極めて相対的であると言うこと。 遺伝的な要素もあるだろう。脳科学がまだ不十分なレベルだから遺伝的と言うしかない部分もあるだろうと言うことだ。

人は、簡単に満足を得ることが出来ると知る。節度の中で繰り返される。セルフコントロールが効いている状態。

目的と手段の関係が明確な状態。

飲酒はリラックスとか歓談の手段だった筈。 

目的と手段、主従の関係が曖昧になる時がある。長期の休みとか、挫折とか、病気や怪我とか、。自分をコントロールしきれていない時に、手段の目的化が始まる。

ゲーム三昧に浸りきる夏休み。よくある話。

もっとご褒美をと言って脳が暴走を始める。

家族や社会が暴走の気付いて修正する事も出来る。

暴走は、手段(酒とかドーパミンとか)を目的にするだけでなく、より強い刺激(満足)を求める。刺激の効果の問題があるからだ。より強い酒、より多い酒量。

寝る時もスマホが手放せなくなる。只の通信装置が中毒ツール。

複数年に渡るコロナ禍は大勢の依存症患者を作り出しただろう。学校も会社も行けない状況、旅行もイベントもない状況。目的を見失った貧しい人たちには、依存症に陥る環境ばかりだ。

ドーパミンを過剰に浴びた脳に何が起きるか?

脳細胞の壊死。どの部分かどういうメカニズムか分からないが、脳が物理的にダメージを受ける。

フェイルセーフ設計と言うべきものだろう。依存症になった脳は、パソコンのループ暴走と大して変わらない。やがて物理的に壊れる。脳のフェイルセーフ設計は脳を破壊してその個人を止めるしかない。種にとって危険因子でしかない壊れた脳の人は脱落させるしかないのだ。

悪魔のように見えるメカニズムも人を救うための装置として理解できる。悪魔などは存在しない。

弱気の人に囁く何かが悪魔なんだろう。

脳は人間を進化させたエンジンだが、時として暴走(オーバーヒート)することがあるエンジンでもある。大事の前にクールダウンさせる知恵が必要だ。ただ、残念なことに、クールダウンさせる有効な方法論は未だ検証過程で、様々な試行錯誤が繰り返されている。

誰にとってどの方法が適切かはまだ分からない。そもそも、依存症の深度レベルが何処にあるかさえ、確認のしようがない。最近、急速に発展している分野であるが、専門家と言うべき人も今はまだ発展過程にあると思ってよいのではないか。

目的地に向かっている筈の車が目的地を見失ったら、最寄りのサービスエリアやパーキングに入って目的地を再確認しましょう。

逃げたり、投げたりしないで、自分の使命を考えてみよう。神は心の中にいる。心の声を聞いてみよう。

一生もののミッションもあれば、一日一日の行いもあるだろう。窮屈に考えないことだ。神は柔軟。どれも笑みを持って頷いてくれる。


#田中聖 #覚せい剤 でまたも逮捕に芸能界から「#治療が必要」の声 元交際女性が語る「#依存の実態」】 / #依存症 の深度によって対応は全く異なる 行政の #温情対応 は問題を悪化させる #非道対応 と気付くべき 過渡に #専門家 に頼らないことだ /

EXAMPLE:

  1. 読書
  2. 煙草
  3. 投げ銭(ネット御捻り)
  4. 仕事
  5. 掃除
  6. 洗濯
  7. ゲーム
  8. ドラッグ
  9. SNS
  10. スポーツ

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