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18年前の女児刺傷事件で勝田州彦容疑者(45)を殺人未遂の疑いで逮捕 岡山・津山市の女児刺殺事件で服役中
https://news.yahoo.co.jp/articles/af9bd2e86ce399edae799dcaa71e73999c263a5a
兵庫県たつの市で2006年、当時小学4年の女の子が刃物で胸などを刺され重傷を負った事件で、警察は7日、岡山県津山市で起きた殺人事件で服役中の男を殺人未遂の疑いで逮捕しました。
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今は単一の殺人で無期懲役になっているが、複数殺人となったこと、繰り返して行為を繰り返していることを踏まえれば、普通の尺度なら死刑でしょう。更生の機会をことごとく無為なものにしての犯罪は社会がそれを許す筈がない。
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勝田州彦のカミングアウトを引き出したお手柄に見えるだろうか。
勝田州彦の犯罪の変遷を辿れば、行政、司法、警察の無為無策が浮かび上がる。
命を落とす必要のなかった女児。怪我を負わされる必要のなかった女児。
勝田州彦の家族の存在も複雑だろう。
色々な意味で被害者だったかも知れないが、もしかすると犯罪を未然に防ぐことに貢献できたかもしれない。
牢に繋ぐ前に出来ること出来たことがあったのではと思わされる。
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振り返って客観視すれば、勝田州彦は明らかな病人だ。精神を害された人。その原因が何処にあろうと、結果的に彼は病んでいた。
多くの人が気付いていた筈だ。
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家族(親)が公務員だからか、無意味な遠慮、現実を直視しない姿勢、ある意味では周囲の「無責任」によって作られた穴に落とされてしまったのではないか。
牢に繋がれた一種の安心感が彼の精神を徐々に正常化させていったかもしれない。
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公務員と言う建前だけが先行する職業、家庭環境では、ちょっとした隙間が、地獄の淵に見えることがある。恐れおののき、自らを失う。
強権を振り回した分だけ、大きな穴が開く。自分の子供がその穴に落ちるとは誰も思わない。落ちたのを見ても、受け入れようとしない。
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蛇足ながら、その穴に落ちるのは子供だけではない。本人が落ちることもある。兵庫県知事の斎藤はそのことにまだ気づいていないようだ。
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もしかすると:
勝田州彦は親が家庭の中に作った歪み落とされた只の犠牲者かも知れない。歪みに落ちても、救いの手は何処からも伸びて来なかった。普通の精神を維持できなくなった。
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