「Tポイントはお持ちですか?」なぜか泣けてくる


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Tポイントはお持ちですか?


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近所にあった蔦屋。レンタルビデオ全盛期。週に何回通ったことか。トラブルも色々あったように思うが、中身は1つも思い出せない。

いつの間にか全く行かなくなった。会員証の更新が有料だったように思う。その感覚が既にずれてきていたのかも知れない。

蔦屋発祥のTポイントはユニバーサル化を最初に果たしたポイントプログラムと言えそう。あちこちでTポイントを扱っている。それなのにポイントが大きく血奇跡した記憶はない。常に小間切れ。Tポイントカードは何枚もあるが、残高は殆どない。ポイント事業の運営主体もよく分からない。

今は、もう、「Tポイントはお持ちですか?」と聞いてくる店はない。

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既に、Tポイントに執着する購買行動をとる人は殆どいない。

Tポイントが終了する。名称変更。次はVポイント。SMBCが運営主体に入るようだ。SMBCのポイントプログラムVポイントと合流する体裁をとる。理由は不明。

SMBCがポイント事業に長けている訳ではない。落日のTポイントを抱え込んで上手く行く保証はない。見込みもない。

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「最後に言わせてください、 Tポイントはお持ちですか?」

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Tポイントが終わったのは事実。

Vポイントが生き残れるかは誰も分からない。SMBCのポイントは使い道が無くて誰も問題にもしていなかった。今度は使い道が出来たと言えそうだけど、Tポイント/Vポイントをポイ活のメインラインに設定している人はあまり残っていない。

ポイ活と無縁の人は少なくないが、Tポイントを諦めるには相当の時間が掛ったのではないか。何年も掛けて漸く踏ん切りがついた人ばかりだろう。Tポイントカードは持っていても数ポイント、数十ポイントのレベル。100を超える人は少ない。

PONTAの一人勝ち。今、ポイ活のセンターはPONTAポイント。PONTAポイントの懸念を言えば、auの出しゃばりかな。何にでも手を出して引っ搔き回すだけのauは傍迷惑でしかない。

Vポイントが根付くにはユニークで魅力的な、かつ継続的なサービスを提供できること。原資とノウハウ。従来のスタッフが継続している以上はそういうものは全く期待できないだろう。

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