トヨタを駄目にした人

豊田章男

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トヨタの安倍晋三?

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これは勝手な作り話です。空前の利益を上げてトヨタはちっとも駄目になっていないとも言えるからタイトルからして出鱈目です。個人的な好き嫌いの領域を超えるものではない。それに次に買う車の本命はやはりトヨタだと思う。

さて

豊田章男が車好きなのはよく知られている。サーキットドライブを楽しむことも知られている。悪くない。しかし、これが経営者の勘を狂わせている。嫌、狂っているのは章男だけではない。昭和の男は今の車の時代を全く理解できていないだろう。クルマに求めるものは全く別。

スキーを楽しんだ世代とは別。今は2本の長い板が不格好に見える時代。

最大の失敗は水素。馬鹿なものに目を付けたものだ。環境条件をクリアしてスポーツドライブを楽しむには水素。単純明確。電気自動車のとろとろした有様を見れば南尾疑いも持てなかっただろう。

水素なら産業構造を変えないで済ますことが出来るとまで思ったかも知れない。逆に言えば、産業行全体に致命的なダメージを与えかねない失敗。見損じと言う訳だ。

水素インフラなど地球の何処にも実現しない。水素エネルギーセンターは、今の原発宜しくあちこちに出来ても、そこから先は電気の出番。

トヨタは楽に20年を捨てかも知れない。

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中は空洞のアベノミクスを叫び続けた安倍晋三。基幹産業・成長産業でドライブするための時間繋ぎの低金利政策。経済成長ターボが出てこないから延々と低金利を続けている。安倍晋三もバカだけど、その周りに集まった連中がその何十倍も愚か。戦略家不在なのか、利権集団が排除したのか、絵に描いた餅さえ出てこなかった。

安倍晋三は溺れる者は藁をも掴む輩に落ちぶれて観光立国などと最悪の方向に舵を切った。

今、老害の代表格になった蜃気楼(森喜朗)の方が未だましかも知れない。電子立国とかIT(イット)とか口にしていた。勘は優れていた。ドライブする力はない。安易に利権に染まっていったから。志(こころざし)は低い田舎者だった。

安倍晋三の愚かな10年20年を批判できない連中ばかり。国葬はその歴史的象徴と言えそうだ。

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トヨタの利益は円安効果に過ぎないと誰でも気付くだろう。下請けや業者を叩いているだけの古い経営に気付くだろう。

トヨタを必然とするものは何もない。

ゼロベースの産業構造・事業インフラで出直す気構えも無い。

ホンダとソニーが組んで何かをやり始めた。今頃?と思うが兎に角現状打開するには既成概念を脱ぎ捨てる覚悟は見せた訳だ。

トヨタには期待できるものは何もない。衰退するフイルムカメラ事業で沈んでいったコダックの二の舞は必至。

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車を愛するからこそ豊田章男はトヨタを改革できない。

令和世代の目でトヨタを見れば、愚かしさが丸見えなのに、章男の眼は昭和フィルターで正しく見ることが出来ない。手間なく利用できる移動手段。只のカートに過ぎない。章男には苦痛でもそれが現実。

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